<小里城址(おりじょうし)>

小里城址(約405m)

ルート登山口小里城址(往復)登山口
登山日:2005年2月13日
登山口:岐阜県瑞浪市 map fan
天候:晴れ
テーマ:東濃観光、未完成の城
ガイドブック:なし
同行者:モリさん
時間記録:歩行時間 登り:40分、下り:30分
仕切り線

【小里城山城跡について】

小里記によると土岐氏の流れの小里出羽守光忠が天文三年(一五三四)に築城し、以降代々の居城となったという物で城山の北面の麓がそれです。
光忠は元亀三年(一五七二)、武田勢の美濃侵入に際し、明智の遠山景行らと共に織田方となって十二月の上村合戦に戦死し、家督は光明が継ぎました。
その翌年の天正元年には武田方の秋山晴近らによって岩村城は攻略され武田勢の美濃侵入の拠点となりました。このことから天正三年、織田信長は岩村城を奪回しようとして小里、神箆両城を固めました。
命を受けた光明らによって小里城山城は大規模に広げられましたが、一方岩村城はこの工事途中の十二月、信忠を大将とする織田方の攻撃で落城したので、小里城の改築も一の木戸の石垣や本丸(桜)構築の途中で中止されました。
こうしたことから天下統一に力をそそいだ信長の天下威武の跡をとどめる「小里城山城跡」として、県の史跡に指定されています。
(現地案内板より転載)
ガイド本にはあまり紹介されていない所なので瑞浪市観光紹介「お城の旅日記」さん「近江の城郭」さんの各ページも見てから行かれると安心である。

【アプローチ】

多治見からR19で瑞浪市に入り、県道20号線を使って南下する。県33号と合流する手前に小里城の案内板が確認できる。ただし駐車場は無い。今回は近くの小川沿いの空きスペースに置かせていただいた。
城山 駐車スペース

【登山口(登城口)】

5分ほど歩いて登山口に向かう。解説を読んで登り始める。畑に続く道を右にみて階段を登ると石垣の残る広場に出た。
登山口 階段

【一ノ木戸跡】

この広場が一ノ木戸跡のようだ。ニノ木戸跡、三ノ木戸跡と続く。広場には桜の木であろうか、きれいに植樹されていた。
一ノ木戸跡 桜の木

【御殿場跡】

井戸の跡などを見てさらに上に行くと「小里氏 御殿場跡」と書かれた石碑が建つ広場に出た。
井戸の跡 御殿場跡

【鉄塔巡視路】

御殿場跡を過ぎると山道になる。鉄塔巡視路にもなっていて途中で鉄塔が立っていた。よく踏まれていて歩きやすい。途中で鉄塔巡視路と城山登山道と分岐するが、案内板はない。どちらに行くか迷ったが、「小里城→」の目印があったので信じて右に曲がった。結果的にこちらで正解であった。
遊歩道分岐 登山道

【植物案内板】

所々に植物を解説した案内板が立つが、お城について説明した案内板は見られない。山頂に近づくと解説板も多くなり、「樒(シキミ)」という毒性の植物を初めて知った。どの植物が樒なのか分からなかったので近くに生えていたピンクの蕾をつけた植物の写真を撮ったが、帰って調べたらこれは樒ではないようだ、残念。
「樒(シキミ)の解説板 ピンクの蕾をつけた植物

【年季の入った休憩所】

山頂下には年季の入った休憩所がある。地面の土砂が流れてしまったのか、休憩所の土台が見えていて、腰掛の部分が異様に高くなっていた。周囲の木々が成長しているため、30度くらいの展望が得られる。
年季の入った休憩所 休憩所からの展望

【小里城山城】

本丸予定地跡周辺を散策。山頂は枡形の石垣で囲まれ、祠が立っていた。大きな岩が点在しているが、人工的に削られた跡も見られ興味深かった。また木々の隙間から小里城大橋が確認できた。木々が生長していない時分にはさぞかし展望が良かったであろう。
小里城山城 小里城山城

【道の駅 山岡おばあちゃん市】

日本一の水車 道の駅「山岡おばあちゃん市」は最近できたスポット。小里川ダムが一望できる。日本一大きな水車があるが、本日は凍結のため回っていなかった。また山岡町指定(現在は恵那市指定?)文化財の興運橋(通称めがね橋)も見られる。

【総評】


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