<浅間山(せんげんやま)>

浅間山(372m)

ルート参道入口浅間山展望台浅間林道小滝苑(登山道概念図)
登山日:2004年7月31日
登山口:岐阜県可児市 map fan
天候:晴れ時々雨
テーマ:深山不動の滝、トレーニング、「お楽しみ」
ガイドブック:なし
同行者:単独
時間記録:5時間5分(休憩込み)
10:00 多治見邸
11:50 浅間林道起点
12:00 参道入口
12:10-12:25 浅間山展望台
12:40 J-PHONE電波塔
12:45 浅間山作業道起点
13:00 黒岩林道起点
13:10 奥磯林道起点
13:20 錠ヶ谷林道起点
13:50 17番地蔵
14:00 浅間林道起点
15:05 多治見邸

仕切り線

【浅間山について】

浅間山は可児市と多治見市の境に位置する山で、可児市の最高峰である。山頂の浅間神社に浅間山に関する解説があり、そこには「美濃富士」の言葉も出てきている。1年半前に一度登っているが(浅間山日記参照)、その時に地元の方々の毎日登山の対象となっていることを知った。昔から人々に愛されている山なのだろう。
いわゆるスーパー低山なのでこの暑い時期にわざわざ登る人は少ないだろうが、この時期の浅間山にはとある楽しみがあるのでトレーニングを兼ねて多治見の自宅からランニングで行くことにした。浅間山の北側では東海環状自動車道の開発真っ最中で林道の分岐が多く注意が必要。

【虎渓山永保寺】

虎渓山永保寺 いつものように虎渓山を越え永保寺に降りる。永保寺は先日の火事で本堂が無くなってしまったが、ツアー客は相変わらず多い。
川を右手に見ながら県道をのんびり走る。東から来た変てこな台風の影響か不安定な天気で晴れているのに雨が降ったりやんだりしていて落ち着かなかった。

【不動明王の滝】

不動明王の滝見学も本日の楽しみの一つ。可児市に近くなると大きな看板が立っているのですぐに分かるだろう。細い舗装道路の終点には隠れた名店「魚魚家(TOTOYA)」と不動明王の滝の案内板があった。案内板を見ていると遊歩道は周回コースになっているようだ。
遊歩道入り口から滝までは10分もかからない。最近の暑さのためか滝の水量はとても少なく残念であった。『ぎふの名瀑名峡』に、目を患った者がこの滝の水のおかげですっかり治ったという話が載っていた。毎年7月28日(3日前!)には例祭をしているそうだ。またこの水は「岐阜県名水50選」の一つ。
滝入り口 不動明王の滝

【周回遊歩道】

滝から少し戻ってベンチのあるところから別の遊歩道に入って行く。踏み跡はしっかりとしているものの、倒木やヤブが勢力を強めており、あまり歩かれていない印象を受けた。今日は半そで短パン、手ぶら、雨、草ヤブ、蜘蛛の巣……、条件がそろいすぎたので途中で断念して引き返した。戻りながら、このルートを使って「可児からの山歩き」さんが浅間山に登頂されていたことを思い出した。ヤブの薄くなる冬にでもまた行くことにしよう。現地の案内板によると、不動明王の滝がある309mピークは岩山と呼ばれているようだし、この岩山も登頂してみたい!
滝入り口 不動の滝

【浅間林道】

県道に戻り浅間山を目指す。県道沿いの「浅間神社参道入口→」の看板をみて浅間林道に入るのだが、ここでウシガエルの声に誘われ近くの池で休憩。飢えたザリガニがたくさんいたので草のツルだけで釣れるのではないかと15分ほど熱中してしまった。収穫は無し(^^;)
浅間林道はばっちり舗装されているのでランナーとしては非常に走りやすい。浅間林道から離れて浅間神社の参道に入ると地道となる。
浅間林道入り口 浅間林道

【浅間神社参道】

地道とはいえかなり整備されているので車でも走れそうだ(関係者以外は通行禁止)。先ほどまで雨が降っていたのに空は青々としていた。
終点広場から案内板に従って展望台に向かう。
浅間神社参道 終点広場

【浅間山展望台】

展望台からは多治見を一望できる。暑さでヘロヘロになっていたので「お楽しみ」のことは諦めた。浅間神社周辺を散策して帰るつもりだったが、急に気分が変わり浅間林道を使って大きく周回して帰る事に決めた。
浅間山展望台 浅間神社

【浅間山作業道】

地道の林道を走る。JPHONEの大きな電波塔までは前回も行ったが、そこから先は未知の道。ちょっと変わった花が所々で咲いていて涼しい気分にさせてくれた。最近よく見かける花で、名前は早乙女蔓(サオトメカズラ)。別名は……今度匂いをかいでみよう!
林道とJPHONE電波塔 涼しげな早乙女蔓

【林道分岐】

林道からの景色はまぁまぁで空気が澄んでいれば御嶽山や白山が見えるだろう。ゲートを越えるとT字路になっていた。今までの道は浅間山作業道と呼ばれているようだ。方向的に左の道を選択。ここからばっちり舗装された道となる。
カメムシの交尾や産卵を観察しながら下っていくと再びゲートとT字路。右に行くと土岐市方面だと容易に予想されたので左の道を選択。ここには黒岩林道起点の案内板が立っていた。
カメムシの卵 黒岩林道起点

【まるで巨大迷路】

最近舗装された感じの林道を淡々と下るが、道脇には植物があるので飽きない。強烈な甘ったるい匂いに引かれて視線を向けるとクサギの花が咲いていた。漢字で書くと「臭木」なので名前が覚えやすい。
だいぶん下ったところで今度は三叉路の分岐に到着。地図を持っていれば難なく帰り道が分かるのだが、今日はランニングスタイルで何も持ってこなかったので混乱する。浅間林道と奥磯林道と案内板があるが、どの道がどの林道に対応しているのか分からない。正解である浅間林道の名前があるので、確率2分の一なのだが、なんとなく直進してみた。
臭木 林道分岐点

【東海環状自動車道】

直進していくと正面に、ため池とゴルフ場と巨大な新しい人工物が見えた。よく見てみると東海環状自動車道だとすぐに認識。またこいつか……。東海環状自動車道の工事のせいで各地の山が削られているので、小生は探検的登山の際に何度も肩透かしをくらっている(たとえば丸山メモ参照)。
ゲートを通ると東海環状自動車道の真下に出るが、ここでも分岐があった。帰りの方向は左だと思うが関係者以外立ち入り禁止になっていたので仕方なく右の道に行く。ため池は岐阜県が管理する池のようだった。
東海環状自動車道工事中 県営ため池

【引き返し】

県営ため池を回りこむようにして道なりに進む。ため池は結構大きくてずいぶんと整備されている感じがした。錠ヶ谷林道起点の案内板を見るとまたまた三叉路の分岐。右の道は工事用関係者用の道のようだし、左の道の入り口には関係者以外立ち入り禁止の看板。確実に間違えたことが分かり、浅間林道の看板があったところまで戻った。JPHONEの鉄塔が見えたので方向感覚が戻った。

【十七番地蔵】

十七番地蔵 混乱した三叉路で先ほどは直進してしまったが、V字を描くように折り返していれば正解だったのだ。走る元気が出ないので防火用水の大きなタンクを見ながらトボトボと歩いていると、ゲートと十七番地蔵が現れ、さらに歩くと見慣れた光景の参道入り口に着いた。
シャリバテも加わりヘロヘロになりながらも何とかコンビネーションランで自宅に帰った。ちょうど1年前の暑い時期に夜叉ヶ池マラニック(日記)で135キロも走った自分を尊敬する……。

【総評】


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