<前ヶ平山(まえがひらやま)>

前ヶ平山(下之洞富士・平和富士)(199m)
(多度神社→身玉山奥の院→前ヶ平山→脇の島霊園→多度神社)登山道地図はこちら

登山日:2004年2月28日
登山口:岐阜県多治見市 地図
天候:晴れ
テーマ:市内散策
ガイドブック:なし
同行者:単独
時間記録:行き……1時間5分、帰り……20分(*移動には自転車利用)
11:00 陶都大橋
11:05-11:20 多度神社
11:30 若草保育園
11:40-11:50 身玉山奥の院
11:55 遊歩道分岐
12:05 山頂
12:20 脇の島霊園
12:25 多度神社

仕切り線


【前ヶ平山について】
土岐川から多治見市京町方面を眺めると形の綺麗な山が見える。これが前ヶ平山である。別名がたくさんあり、下之洞富士とかお愛宕山とか平和富士とか呼ばれているようだ。図書館で『京町今昔物語』を開いて正式名称が前ヶ平山だと知った。山名の「前」とは何の前だかとても気になるところだが、その由来は調べきれていない。読み方はこのページでは「まえがひらやま」としたが「まえがたいらやま」かもしれない。別名の下之洞(しものほら)富士の由来は現在の京町周辺が昔は多治見村下之洞郷だったことによる。実際に前ヶ平山に行ってみたところ、五合目あたりに奥の院があったり、山腹に遊歩道(林道というべきか)があったりして、よく登られている山であることを認識した。
写真は市営豊岡駐車場から見た前ヶ平山。
市営豊岡駐車場から見た前ヶ平山

【陶彩の径】
多治見駅前のとおりをまっすぐ行き、土岐川にかかる陶都大橋を越えたところに「陶彩の径」と呼ばれる歩行者・自転車専用道路がある。笠原鉄道の廃線敷を使用したものだそうだ。笠原鉄道はJR多治見駅と笠原町とを結ぶ全長4.6キロの私鉄で昭和3年から昭和53年まで利用されていた。現在では多治見市が「健康リゾートふれあい街道」の一つとしてずいぶんと整備されていて桜並木が見事な道となっている。本日も1/15000地図を持って自転車で移動。
陶彩の径入り口

【多度神社】
多度神社は由緒正しき神社で、図書館に行けば多度神社にまつわる文献がたくさんある。陶彩の径周辺はランニングコースとしてよく通っていたが初めて敷地内に入ってみた。
多度神社

【○○山?】
本堂を見て周りを歩いていたら薄い踏み跡を見つけた。小山となっていることに気が付き登ってみたところ、頂上には「御嶽山大権現」とか「覺明霊神」とか「平覺霊神」などと書かれた石造物が並んでいた。すぐ隣は平和中学校があるので今まで地形図を見ても山の存在に気が付かなかったのだが、ひょっとしたら○○山という山名がついているかもしれない。文献に登場する「井山」とはこの山か?山頂近くの植樹祭記念柱から展望が少し楽しめた。
展望 ○○山山頂

【桜並木】
陶彩の径を使って移動する。桜並木が綺麗だ。若草保育園の看板が見えたら右折する。すぐに道が分かれているが、再び若草保育園の看板に従って右の道を行く。急勾配の道を行くと右に若草保育園があった。
桜並木 右折地点

【参道】
若草保育園を過ぎると親子みちびき地蔵と鳥居が現れる。すぐ近くに「宗教法人 身玉山奥の院長命社」と書かれた石柱が立っていた。昨日のオウム麻原裁判のことを思い出してしまった。
厄除け地蔵や一息不動などが集まった石仏群のある場所を過ぎると身玉山奥の院に着いた。
親子みちびき地蔵 石仏群

【身玉山奥の院】
身玉山奥の院はとても立派な建物で周辺にも石造物が多数あった。前ヶ平山は今や寂れた山だろう、という偏見があったので驚いた。展望もなかなか良くて、御嶽山、中央アルプス、笠置山、恵那山がばっちり見えた。
身玉山奥の院 展望

【遊歩道】
奥の院で舗装道路は終わりである。この先は地道の遊歩道(細い林道)である。奥の院から少し下ると工事現場が見られた。遊歩道に行き、自転車を手で押して歩く。
工事現場 遊歩道

【前ヶ平山】
遊歩道分岐で左に曲がり高度を稼いでいく。元気な車なら走れないでもないが、倒木の様子を見ていると最近はずっと入っていないようだ。地道の終点は広場になっていて、倒壊した小屋があった。当時の新聞でも残っていないかとあさってみたが、何も出てこなかった。
広場から山頂はすぐ近くである。『京町今昔物語』に書いてあったとおり、山頂には愛宕神社があった。展望はゼロ。
遊歩道終点 前ヶ平山

【脇の島霊園】
山頂付近から別の下山道を探してみたが、明確な踏み跡は見られなかったので、来た道を戻る。分岐点で左に曲がり予定通り周回する。平和中学校から野球部の元気な声が聞こえてくると脇の島霊園は近い。霊園付近から山頂に向かう踏み跡があったので、こちらからも登れるのだろう。平和中学校の正門に行くと校歌が書かれた板があったので見ると「姿けだがき平和富士」〜という歌いだしだった。多度神社の脇に出て散策を終えた。
脇の島霊園 平和中学校の校歌

【総評】
・しっかりとした道や建物があって意外だったが、前ヶ平山は親しまれている山だと分かり楽しく散策できた。


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