<鎌ヶ岳(かまがだけ)・御在所岳(ございしょだけ)>

鎌ヶ岳(1161m)・御在所岳(1212m)

(満天星前広場→(三ツ口谷ルート)→鎌ヶ岳→(武平峠ルート)→御在所岳→(中道)→満天星前広場)

登山日:2004年2月11日
登山口:三重県菰野町 地図
天候:晴れ
テーマ:鈴鹿山脈縦走、小石さんとデート
ガイドブック:『ヤマケイ登山地図帳 鈴鹿』、『AG 鈴鹿美濃』など
同行者:小石さん
時間記録:周回……7時間25分(休憩含)
無雪期標準コースタイム:周回……調査中
07:10 満天星前広場
07:35-07:45 堤防分岐
07:55 2つめの堤防
08:40 尾根谷分岐
09:40 主尾根出合
09:55-10:15 鎌ヶ岳
10:55-11:00 武平峠
11:30 キャンプ適地
11:45 長者池
12:00-12:40 御在所岳
13:10 朝陽台
14:00 地蔵岩
14:10 おばれ岩
14:35 御在所山の家

仕切り線


【鎌&御在所へ】
マラソン友達の小石さんと一緒に鎌ヶ岳と御在所岳に登ることにした。小石さんとはマラソン大会で何度か会っているが一緒に山に登るのは初めて。槍ヶ岳日帰りを簡単にやってしまうツワモノなので今日は後ろから着いていくのが精一杯。今日は写真の専属モデルになっていただきます。
名古屋市内で5時に待ち合わせをして小石さんの車で湯の山温泉に向かう。R23、R477で菰野町に入り、湯の山温泉街を通り抜け、終点の広場に駐車した。「満天星」と書かれたお店?があったが、知っていないと「どうだん」とはとても読めない。まだ7時なので車は1台しか止まっていなかった。
駐車場

【鈴鹿スカイライン】
駐車場は鈴鹿スカイラインと面しており、すぐに中道入り口に着いた。ここから写真の矢印のように谷に降りる。谷とスカイラインの間にある、よく踏まれた道を歩く。道なりにずっと歩くと前方に堤防が見え、階段を上がると武平峠への登山道と鎌ヶ岳への登山道(三ツ口谷ルート)との分岐点であった。本日は周回予定なので三ツ口谷ルートに行く。
登山口 ルート分岐点

【堤防】
堤防にたまった水は水面が完全に凍っていた。水面の氷を思い切り蹴っても割れそうに無かったので、その氷の上に乗っかって遊んだ。スケートもできそうだ。
1つめの堤防

【氷の登山道】
1つめの堤防を過ぎると徐々に雪が増えだす。谷道なのではじめから覚悟していたが、登山道がカチカチに凍っている個所もあり、慎重に登った。エライ所に来てしまったなぁと思っていたら「滑落注意」の看板も見えた。凍って無くても危険な場所ということだ。
氷の登山道

【氷のオブジェ】
雪は予想していたよりもずっと少なくて楽だった。先人のトレースもばっちりついていた。揖斐や奥伊吹の山の1000m級の山と比較したら可愛いほどの雪量であるが、それでもやはり雪は例年よりも少ないのではないだろうか。谷道なので展望は全くないが氷のオブジェのおかげで飽きることが無い。2つめの堤防から御在所岳がよく見えた。
登山道 氷のオブジェ

【尾根道 or 谷道】
谷道をずっと歩いていると「←尾根コース(一般的)・三ツ口谷沢コース→」と書かれた小さい看板があった。気にせず谷道を選んだが、尾根道の取り付きはどこにあるのか一見分からなかった。この尾根道は『ヤマケイ登山地図帳』にも『AG 鈴鹿美濃』にも掲載されていなかったので、どんなルートか興味を持った。家に帰って『関西の山あるき100選』を開いたら点線が付いていたが。

【難所のガレ場】
小さい木のプレートを見てから先人のトレースが消えてしまった。かろうじて少し残っている個所もあったが、尾根ルートに行く人が多いのだろうか?風で消えてしまったのか?
谷を詰めると正面に大きく鎌ヶ岳が姿を現したので感動した。鎌ヶ岳が見えたところから斜面の雪が凍りだしたのでアイゼンを着用した。1年ぶりのアイゼン着用もスムーズに成功し、サクサクと音を立てながら登った。
主尾根が完全に見えるようになると雪が消えてガレ場になる。今度はアイゼンが邪魔になるのではずしてまた慎重に登る。岩場は苦手でかなり恐かった。ガレ場では登山道よりも左(鎌ヶ岳寄り)に行ってしまい、戻るのにてこずったので、主尾根に出合ってホット一息だった。振り返ると養老山地や四日市市街・御在所岳の展望が素晴らしかった。
鎌ヶ岳 最後のガレ場

【鎌ヶ岳】
主尾根で乗ってしまえば後は楽勝。最後に子供用アスレチックのような鎖場を登り終えて鎌ヶ岳に到着。登山口から一人も会わなかったし、山頂にも誰もいなかった。奥の祠は雪に埋もれていた。360度の展望とおやつを楽しみ、御在所岳に向かった。
鎌ヶ岳 祠

【武平峠】
下りはアイゼンをつけて武平峠まで一気に降りた。鈴鹿名物の笹も見られた。登ってくる登山者が3〜4組いて、さすが人気の山域だと思った。彼らはちょうど山頂でお昼を楽しめるだろう。武平峠でアイゼンをはずす。
笹の登山道 武平峠

【武平峠ルート】
武平峠から御在所岳に向かう。昨年から鈴鹿山脈縦走に興味を持っているので、本日の鎌ヶ岳〜御在所岳山行で縦走の距離がかせげる(^^)南に面したルートなので雪がまったく無い個所がたくさんあった。登山道は笹とガレの繰り返しであったが危険な箇所は無く、良いペースで登れた。
登山道

【岩場】
高度を上げていくにつれて展望が良くなってきて、振り返ると鎌ヶ岳のピラミダルな山容が非常に綺麗に見えた。ここを歩いてきたんだと思うとうれしくなる。
途中から気が付いたのだが岩場には「5」とか「7」とか書かれていた。5合目とか7合目とかを示していたのだろうか?
鎌ヶ岳 岩場

【樹氷ゼロ】
岩場を終えるとキャンプに最適と思われる広場があり、御在所岳の展望台が見える場所に着いた。例年ならばこの辺りで樹氷が見られるらしいのだが(小石さん談)、今日はまったく見られなかった。樹氷どころか木に一片の雪すら乗っていない。残念だ。
キャンプ適地

【長者池】
御在所岳の頂上小屋が見えると長者池は近い。「この先は登山道です」などという看板がたくさん立っていて鬱陶しいが、ゴンドラで観光客が上まで来られるので仕方がない。長者池に寄って遊んだ。小石さんが凍った池の水面に乗ろうとしたら足先だけドボン。全身落ちてくれたらネタとして最高だったのだが(^^;)氷は薄かった。
長者池

【御在所山】
一等三角点のある御在所岳に到着。地形図では御在所山となっていて、なぜ一般的な呼び名と違うのか興味がある。
風が冷たいので東屋の横で風を防ぎながら昼食とした。近くのゲレンデでは家族連れがスキーやソリを楽しんでいた。この辺り一帯も樹氷はまったく無かった。山頂で話している声を拾っていると2週間前は樹氷が見られたらしい。
一等三角点 ソリ遊びのちびっ子たち

【中道】
帰りは中道を使う。展望が素晴らしいルートで愛用している人も多いだろう。途中鎖場や危険な箇所があるので、アイゼンをつけたりしながら慎重に下った。ゴンドラが真上に通っていてなんだか変な気分。
奇岩が多いのも御在所岳の特徴。中道では地蔵岩とおばれ石が見られた。リングボルトがささっていたので、クライミングに詳しい小石さんはおばれ石に登れそうだと話していた。
中道 地蔵岩

【御在所山の家】
おばれ岩を過ぎると雰囲気が変わり、V字に切れ込んだ道になる。歩きにくくてロープが張ってある箇所もあり、雨が降ったら全く通りたくない道である。はしごを降りたら中道の登山道に着いた。
御在所山の家で名水をごちそうになり、車に戻った。駐車広場は満車の状態だった。
登山道 御在所山の家の名水

【湯の山 片岡温泉】
お目当てだった国民宿舎に行ったところ、とても混んでいたので、別の温泉に行くことにした。国道に大きな看板が立っている片岡温泉に行った。入浴料は通常1000円だが、16時から600円ということで、16時までの30分ほど仮眠してからお邪魔した。お湯がぬるかったが、かけ流しでなかなか良かったと思う。

【総評】
・マラソン友達の小石さんとタフな登山が楽しめた。
・三ツ口谷ルートは危険箇所が何箇所かあり集中力を要したが、武平峠ルートは危険箇所がなく楽勝だった。
・御在所岳山頂は相変わらずのにぎわいだった。
・鈴鹿縦走が更新できた。次回は三池岳と御在所岳をつなげたい。


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