<根本砦跡(ねもととりであと)>

根本砦跡(城山・根本城跡)(286m)

(口素2号池→(ゴルフ場付近散策)→根本砦跡→(階段)→登山口)登山道地図はこちら

登山日:2004年2月7日
登山口:岐阜県多治見市 地図
天候:晴れ
テーマ:体調管理
ガイドブック:なし
同行者:単独
時間記録:行き……35分+散策、帰り……15分
11:50 元昌寺霊宛駐車場
11:55 口素2号池
12:20 シダ類群生地
12:30-13:00 ゴルフ場付近散策
13:15 シダ類群生地
13:20-13:30 根本砦跡
13:40 三雄株式会社
13:45 元昌寺霊宛駐車場

仕切り線


【根本砦跡について】
多治見は盆地だと認識しているが、調べてみると国土地理院の地形図に名前が載っていない山(ピーク)が意外と多いことに気が付いた。根本砦跡もその一つ。
根本砦跡は多治見市の史跡にも指定されており、高社山の北東、通称「城山」位置している。南北に伸びる峰の先端部には堀切や竪堀・土塁・平坦な曲輪など中世後期の山城の典型的な遺構がはっきりと残されている。戦国時代16世紀の後半に、この地で土豪化した若尾氏が詰めの城としての砦をここに築いた。平成3年の発掘調査により、多くの建造物や皿類が確認されている。
高社山と根本砦跡

【元昌寺霊宛】
多治見市発行の1/15000地図を持って出発。JR根本駅からまっすぐに西に向かう。途中で高社山と根本砦跡の写真を撮って登山口へ。高社山の登山口と宝玉印塔の間に細い道があるのでそこに入る。車は池の脇に駐車しようと思っていたが、元昌寺霊宛の駐車場があったのでそこを使わせてもらうことにした。
駐車場

【ヒカリ金属】
地図を見るとヒカリ金属や口素2号池の脇からルートがついているようだ。ヒカリ金属の会社の敷地内に入るのは良くないだろうから、遠回りして口素2号池の脇から会社を巻くようにして尾根に取り付いた。しかしヒカリ金属の敷地手前から階段が付いていたのでこちらを利用しても良かった。
適当に尾根に取り付いたが、高度をあげても民家の犬にず〜とほえられていたのでやかましかった。昨晩の雪で踏み跡が見にくいが、獣道程度の踏み跡がかろうじて付いていた。
ヒカリ金属を巻く

【登山道】
地図を見るとヒカリ金属や口素2号池の脇からルートがついているようだ。ヒカリ金属の会社の敷地内に入るのは良くないだろうから、遠回りして口素2号池の脇から会社を巻くようにして尾根に取り付いた。しかしヒカリ金属の敷地手前から階段が付いていたのでこちらを利用しても良かった。
適当に尾根に取り付いたが、高度をあげても民家の犬がず〜とほえていたのでやかましかった。昨晩の雪で踏み跡が見にくいが、獣道程度の踏み跡がかろうじて付いていた。
登山道

【シダ類群生地】
やがてしっかり踏まれた登山道になる。地図を見るとどこかで南に曲がり尾根に乗らなければならないのだが、雑木林で展望が全く無いため尾根がどこから付いているのか分からない。とりあえず西に続く踏み跡をたどることにした。シダ類の群生地が一箇所あり、印象に残った。
シダの登山道 登山道

【多治見北ゴルフ倶楽部】
これは行き過ぎたな〜と思っているとT字路にぶつかった。左に行ってみる。しばらく歩くと右手から自動車の音と人の声が聞こえた。ゴルフ場だ。やっぱり行き過ぎた。せっかくなので高社山方面まで散策することに。左に行くと高社山北峰、右に行くと北小木地区に通じると思われる分岐があった。左に行ったが途中で踏み跡が消えたので散策はやめて引き返し、根本砦跡に通じる尾根を探すことにした。
多治見北ゴルフ場 登山道

【尾根取り付き】
多治見市指定の史跡なのだからきっと案内プレートでもあるはずだ、と思いながら尾根とりつきを探す。周囲の景色が見えれば尾根がどこにあるのかすぐに分かるのだが、雑木林で周りは全く見えない。案内板を見つけたと思ったら「立ち入り禁止」の看板でがっかり。先に述べたシダ類の群生地の端から目的の尾根に取り付くことができた。結局案内プレートは無かったようだ。踏み跡がほとんどない状態だが、尾根にのってしまえばこちらのもの。根本砦跡に無事に到着した。
登山道

【根本砦跡】
多治見市指定史跡の登録名は「根本砦跡」だが、山頂の案内柱には「根本城跡」と書かれていた。北側がVの字に掘られていたがこれが堀切の跡だろう。「多治見の指定文化財一覧」によると広さは30m×80m。多治見方面の展望がすばらしかった。今登ってきたルートは踏み跡が薄かったので他のルートがあるはずだと思い周囲を散策したところ、階段があったので帰りはそちらのルートを使う。
根本砦跡 多治見方面

【旗揚之松跡】
階段を下りるとすぐに「旗揚之松跡」があった。今でも立派な松があったが、当時も旗揚げ用の立派な松があったのだろう。木の葉で埋もれかけた階段の道をジグザグに降りると往路とは別の登山口に着いた。
旗揚之松跡 階段

【正規登山口】
下山したところには多治見市教育委員会が作成した「根本砦跡」の解説板が立っていた。どうやらこちらが市で管理している登山道らしい。しかし道路と面しておらず、三雄株式会社の駐車場内に看板があるので、多治見に住んでいる人でも看板の存在を知っている人は少ないだろう。
正規登山口 三雄株式会社入り口

【根本宝篋印塔】
砦の麓に若尾氏代々の墓がある。根本宝篋印塔(ねもとほうきょういんとう)として多治見市の有形文化財に指定されている。若尾氏はもともと甲州若尾村出身で若尾甚兵衛を祖とする武田氏の一族であった。16世紀の後半から武田勢が東濃に侵攻してきたのに伴い、根本を最先端の拠点として砦を築いたそうだ。
根本宝篋印塔

【元昌寺】
若尾元昌開基の元昌寺は若尾氏の菩提寺である。立派なお寺で石庭が綺麗に手入れされていた。メモし忘れたが、「多治見の名木50選?」に選ばれている木もあった。
元昌寺

【総評】
・事前情報がほとんど無かったので探検的登山が楽しめた。ゴルフ場手前のT字路から、左右に道がずっと続いていたので、機会があったらまた散策しに行きたい。
・城跡に関する情報はやはり歴史好きの方のページが非常に参考になる。たとえば「東濃戦国記」さんのページ(こちら)。東濃の城山情報が満載!
・下りで使った正規の登山道を利用すれば誰でも簡単に登頂できる。


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