<高社山(たかやしろやま)>

高社山(417m)
(登山口鳥居→反射板→三角点→秋葉神社→登山口鳥居)登山道地図はこちら

登山日:2004年1月12日
登山口:岐阜県多治見市
天候:晴れ
テーマ:探検的登山
ガイドブック:『美濃の山旅100コース(下)』
同行者:なし
時間記録:行き……25分、帰り……20分
13:00 登山口
13:15 反射板
13:25 高社山三角点
13:35 バリケード地点
13:40 秋葉神社
13:45 登山口


【高社山について】
高社山は標高417m。弥勒山に次いで多治見市で2番目に高い山である(*道樹山の隣に429mピークがあるが)。弥勒山(437m)は愛岐三山と呼ばれている通り愛知県と岐阜県の境にあるので、多治見市内に独立する山としては高社山が最高峰ということになる。2つのピークを持ち、北峰には高社神社、南峰には反射板と三角点を有する。反射板が目立つので多治見市内にいればすぐに見つけることができる。昨年発売された『こんなに楽しい岐阜の山旅100コース(下)』に紹介されたためか最近登山者が増えているとの声もある。『山岳ルーツ辞典』によると山名の「高」は美称、「社」は麓に社が多いことに起因しているそうだ。なるほど高社山には高社神社、愛宕神社、秋葉神社など神社が多い。北峰の付近にも小さな社がある。
本日は北峰から踏み跡をたどっていったん降りてしまったので(日記)、再び登山道を登り三角点に向かった。秋葉神社がどこにあるかを探すのが目的。

【登山口】
2004年の元旦登山記念で作られた新しい登山口の案内板を見て高社神社の鳥居前に着く。鳥居の脇からバリケードに沿って踏み跡があったので行ってみたがすぐに行き止まり。戻って鳥居をくぐろうとしたところ、お供え用のおちょこがなんと美濃焼きではないか。右のおちょこが志野、左のおちょこが黄瀬戸である。さすが土と炎の街、多治見!!!
登山口 鳥居

【展望地】
「エフエムたじみ」のケーブル線と一緒に高度を上げていく。展望地からは御嶽山、笠置山、恵那山などが一望できた。展望地からすぐに分岐。右は高社神社。左は愛宕神社である。左に行く。
展望地 分岐

【愛宕神社】
分岐を過ぎるとシダ植物が目立つようになる。高社神社からのショートカットと合流すると小さな愛宕神社。高社神社が立派なので、愛宕神社も大きな神社を想像する人が多いのではないかと思う。
ショートカット合流点 愛宕神社

【反射板】
愛宕神社から反射板が見える。高社山三角点からの眺望はないので、ここがこの山の一番の展望地だと思われる。多治見の街並みはもちろん、アンテナ群の立つ三国山、愛岐三山の尾根、おっと小生の研究室がある建物まで見えるぞ(^^)
先客がいたので話してみると守山区から来られた方だった。三角点は場所が分からなかったそうだ。確かに事前に調べておかないとここでストップしてしまうだろう。
反射板から愛岐三山方面

【登山口!???】
反射板から三角点に向かう。「←登山口」と書かれた新しい看板があった。小生の第一印象は「すでに登山道にいるのになぜ今更登山口の看板があるのか???」だった。解釈が難しい看板だ。三角点への入り口のことを言いたかったのならば、「←三角点」とか「←山頂」の方が分かりやすいと思う。はて、作者の意図は?
三角点へ行くには反射板から続く道のどこからか右に曲がらないと行けないのだが、ペットボトルが目印に置いてあったのですぐに分かった。
三角点入り口

【高社山三角点】
木のトンネルをくぐっていくと三角点。展望は全く無い。川セナゴヤさんの山頂プレートがかかっていた。以前は側に落ちていた測量用の赤白棒はあたりを見回しても見つからなかった。周囲に面白そうな踏み跡がないか探してみたが、何もなかった。写真を撮って早々に下山開始。
登山道 三角点

【西へ西へ】
ペットボトルのかかる三角点入り口に戻った。これから西に向かう。おそらくこの先に秋葉神社があるはずだ。スズランテープ沿いにまっすぐな道を降りていくとバリケードのある地点にでた。 登山道

【採石場】
ちょっと失敬してバリケードを越えてみる。崖になっていて覗いてみると採石場が広がっていた。私有地だからバリケードがあったわけか……。砂ぼこりがすごい。R19の内津峠付近に砕石工場が多いが、納得。振り返ると高社山の三角点ピークが見えた。愛岐三山の尾根もよく見えた。
採石場 三角点ピーク

【秋葉神社】
進行方向は西から南に変わる。本サイトでは南回りルートと呼ぼう。スズランテープが裂けていて網のようになっている。汚い。しっかりとした踏み跡をたどると秋葉神社があった。本日の目的達成(^^)愛宕神社と同じく小さな神社だった。
登山道 秋葉神社

【下山口】
下山口はDoCoMoのアンテナ前だった。登山口鳥居のこんな近くに降りられるとは意外だった。ガードレールがちょうどきれている地点で、赤色のビニルテープがいくつか貼ってあった。今日は多治見の自宅からランニングで来ているので根本駅方面に向かうことにする。 下山口

【根本宝篋印塔】
根本駅に向かうと農村風景の中、根本宝篋印塔(ほうきょういんとう)がある。戦国時代に活躍した若尾一族先祖の墓石で甲州より移したものと伝えられいている。本来は息災安穏長寿を願う宝きょう印陀羅尼経を納める塔だが、この塔は墓塔にして敬虔な祈りを捧げてきた。多治見市指定有形文化財。 尾根道

【根本連房式登り窯】
根本駅へ分岐となるV字カーブのところに、根本連房式登り窯がある。連房式登り窯といえば土岐の元屋敷連房窯が真っ先に思い浮かぶが(日記)、燃焼室3室を有するこの窯も伝統ある美濃の登り窯の姿をよく伝えている。多治見市指定史跡。
帰りは牧峠の方まで行ってしまったが、JR根本駅へ行く場合ここからへは2キロ弱であろう。
根本連房式登り窯

【総評】
・目的であった秋葉神社を見つけることができてよかった。
・高社山は北回り、南回りと周回コースが楽しめる山である。
・JR太多線を利用して小泉駅→高社山→根本駅と回ると、山だけでなく多治見の文化財も満喫できる。

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