<小島山(おじまやま)・ムネ山(むねやま)>

小島山(864m)・ムネ山(906m)
(茶畑→(滝Lルート)→小島山→(林道)→ムネ山→(林道)→(滝Rルート)→茶畑)

登山日:2003年12月27日
登山口:岐阜県春日村
天候:晴れのち雪
テーマ:今シーズンの雪山はじめ
ガイドブック:『岐阜の山旅100コース(上)』、『名古屋周辺の山200』
同行者:単独
時間記録:行き……3時間30分、帰り……2時間25分
(無雪期標準コースタイム:行き……3時間20分、帰り……2時間50分)
08:40 茶畑登山口
09:50 L82番鉄塔
10:25-10:30 小島山
10:40 林道出合い
11:20-12:05 古賀ヶ池入口
12:10-12:20 ムネ山
12:30 古賀ヶ池入口
13:20 林道終点
13:30 R83鉄塔
14:00 登山口
14:20 日向滝
14:45 茶畑登山口


【小島山・ムネ山】
小島山・ムネ山の山塊は濃尾平野の北西に位置し、揖斐川町や春日村から大きな山容を見せている。小島山の山腹には小島城跡があり、『ぎふ百山』にその歴史的背景が詳しく載っている。現在はその歴史的な面影は全くなく、鉄塔巡視路と林道が張り巡らされている。小島山登山は鉄塔巡視路を利用する。南の六合地区から鉄塔巡視路が2本ほぼ平行に伸びている。西側がL鉄塔、東側がR鉄塔と呼ばれている。本日はL鉄塔に沿って登り、林道を使ってムネ山に縦走し、R鉄塔に沿って降りる計画を立てた。ネット上の記録が少ない山であるが、このルートはよっせーさんが歩かれている(こちら)。ちなみにムネ山の名は国土地理院の地形図には載っていない。 小島山山塊

【登山口へ】
多治見からR248、R21、揖斐川堤防道路、県32で春日村に入る。山歩記さんのページに書いてあった通り、県32号の入り口にあったコンビニ(サークルK)が無くなっていた。「さざれ石公園13.5km」、「長者の里13.5km」、「カスガモリモリ村3km」の3つの看板がある橋が呉子谷橋。この橋を渡って数十m先でV字ターンして茶畑の広がる道に入る。鉄塔巡視路L80番の黄色い看板があるところが登山口。すぐ正面に広場があったのでそこに駐車。多治見から75キロ。途中で仮眠して2時間20分で到着。
V字ターンするところ 登山口

【L鉄塔ルート】
登山口から呉子谷に沿って登る。すぐに竹林になるが谷に沿って登ると左に鉄塔巡視路特有のゴム階段が現れる。道はよく踏まれていて鉄塔NOを示す黄色いプレートもところどころ立っているので迷うことはない。薄暗い道を登ると鉄塔L80番。
巡視路階段 鉄塔L80番

【展望のルート】
徐々に展望が開けてくるが、L80番鉄塔を過ぎるとより素晴らしい展望になる。振り向くと大きな池田山、足打谷で大きく切れ込んで西足打(点名)。揖斐川町方面に目をやると粕川が確認できる。
池田山、足打谷、西足打 粕川

【小島城跡?】
L82番鉄塔を過ぎると雪がちらほらと現れた。L81番鉄塔への分岐を見送ってL82番鉄塔に向かう。小広場に石がごろごろしていたが、ここが小島城の跡か???ガイド本には「山腹には小島城などの山城跡があるので、時間があれば立ち寄ってみたい」と書いてあるが場所が書いていないのでどこが城跡だがさっぱり分からない。不親切だ。 小島城跡?

【L83番鉄塔】
雪がだいぶん増えてきて、歩くのに少し苦労しているとL83番鉄塔。大きな小島山の山頂がやっと見えた。ピラミダルな山頂だけの写真を撮ろうと思って鉄塔によじ登ってみたりしたが、どうしても山頂と一緒に鉄塔が入ってしまった。 小島山とL83番鉄塔

【小島山山頂】
雪が増えてきたので輪かんじきが欲しいところだ。麓から小島山を見たときに全然白くなかったので輪かんじきは車に置いてきてしまった。大失敗!ま、今シーズン初の雪山だからOKとしよう。結局誰にも会わずに山頂に到着。周りは真っ白で展望はゼロ。三角点も雪の下だった。
登山道 小島山山頂

【林道へ】
展望がないのですぐにムネ山に向かう。普通縦走というと尾根伝いに歩くが、本ルートは林道が延びているのでこれを利用する。小島山からそのまま直進して境界見出標の赤いプレートを見ながらまずは林道に下りる。ガイド本によるとこの林道は百石平林道というそうだ。林道に出合ってから1つめの鉄塔(L86番)からは揖斐川町方面の素晴らしい展望があった。奥美濃の真っ白な山も見えた。林道から外れた尾根にも境界見出標?の道があるようだが、林道の方がはるかに歩きやすいのでこちらを歩いた。
林道出合い 揖斐川町方面

【樫原谷国有林】
林道歩きが長い。ツボ足なのでペースが上がらないのもあるが、精神的にかなり疲れた。輪かんじきを持ってこなかったのは痛い(><)78番鉄塔を過ぎるとムネ山が見える。まだまだ先だ。古賀ヶ池(ふるかのいけ)の看板を探しながら歩いていたが、やっと見つけた看板には「樫原谷国有林うんぬん」と書いてあった。がっくり。
ムネ山 樫原谷国有林

【古賀ヶ池探し】
雪に埋まる足がだるくなってきてやっと古賀ヶ池の看板を見つけた。小学校の記念なんとかと書かれたプレートもあったが、字が消えてほとんど読めなかった。ここから山中に入る。すぐに山頂に行くか、古賀ヶ池に行くかの分岐。先に古賀ヶ池に向かう。
分岐には赤テープが貼ってあったものの、池方面に向かうと目印は全くなくなった。雪でトレースもないので全くの手探り状態で池を探す。すぐに見つかるだろうと尾根を歩いていると木々が伐採された展望地に出た。伊吹山が一瞬見えた。境界見出標に沿って西に向かって尾根を歩くが池は現れず、境界見出標279番辺りで間違いに気がついて戻った。
その後も池を探しながら歩いたが、全く分からず諦めた。目印が無いし、雪が池の水面を隠してしまっていたので、初めて来た者が探すのは難しかった。
古賀ヶ池入り口 展望地、伊吹山方面

【ムネ山】
赤テープのたくさん貼ってあった分岐に戻り、ムネ山の山頂を目指す。こちら側はばっちり目印がついていて簡単に稜線に出ることができた。稜線には岳友タンネの会のおなじみ黄色いプレートが掛かっていた。「←あと1分」のメッセージにはやる気がでる。矢印に従い、左に歩を進めると山頂。三角点を掘り出して昼食を食べた。タンネの会の他には西みの山楽会のプレートがあった。吹雪きだしていたのですぐに撤収。やはり寒い。
稜線 ムネ山

【百石平林道】
帰りは東側の鉄塔の巡視路を使用する。R鉄塔ルートでも呼ぼうか。吹雪きだした林道歩きがまた長くて非常に疲れたが、マンサクの木や壊れた自動車を見て気を紛らわせた。林道の終点から巡視路に入る。巡視路にも分岐があったが、まずはR83番鉄塔を目指す。
百石平林道 巡視路

【下山】
雪も少なくなりホッしているとR83番鉄塔。これを過ぎると勾配の急な下りになる。R82番鉄塔は右に見るだけで傍は通らない。R81番鉄塔の真下を通りどんどん降りると林道に出た。無事に下山!下山口(登山口)には赤テープしか見られなかったが、辺りを見回すと「西部幹線R81←」ち書かれた黄色いプレートが落ちていた。
登山道 下山口

【日向滝】
林道を歩いていると「作業道滝谷線」と書かれたゲートがあった。道は右に曲がる道もあったが直進した。鉄塔を過ぎてカーブの所に神社に続く階段があった。階段の下には青い案内板が立っていた。コケで滑りやすい階段を登る。
熊野神社、瀧不動明王本院を見る。案内板によると瀧不動明王は1300年の歴史があるらしい。すごい。日向滝はさらに奥にある。落差数十mの滝で、舞っていた雪も写った写真は変な感じ。
滝見学の後は滝谷に沿ってくだり県道32号に出た。県道32号の出合いにも日向滝や熊野神社を示す青い看板が立っていた。
日向滝

【下山後の観光】
下山後に土岐頼清・頼康父子の墓を見に行った。土岐頼康は小島城主であり、土岐家全盛の統率者だったそうな。また父の頼清の為に、瑞巌寺(ずいがんじ)を建立した。父子の墓の場所は瑞巌寺の近く、足打谷の入り口にある。

【総評】
・手軽な周回コースが楽しめた。
・展望良し。また来たい。

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