<川原越(かわはらごえ)・養老山(ようろうさん)・小倉山(おぐらやま)・三方山(さんぽうざん)>

川原越(約603m)・養老山(859m)・小倉山(841m)・三方山(730m)
(美濃津屋駅→(東海自然歩道)→川原越→(養老山頂登山道)→養老山→養老の滝→(東海自然歩道)→美濃津屋駅)

登山日:2003年11月24日
登山口:岐阜県南濃町
天候:曇りのち雨
テーマ:養老山脈デビュー、養老公園の紅葉、南濃町の柿、マラニック
ガイドブック:『東海自然歩道31選』、『美濃の山旅100コース(上)』
同行者:単独
時間記録:行き……2時間5分、帰り……2時間50分
(推定標準コースタイム:行き……4時間、帰り……3時間)
09:20 美濃津屋駅
09:35 登山口
10:20-10:30 川原越
10:50-11:00 非難小屋
11:25-11:35 養老山三角点
11:45-11:50 小倉山
12:00 三方山
12:20 巨石堰堤
12:40 養老の滝
13:20-13:30 赤石神社
13:40 若宮八幡神社
13:55 風呂谷
14:25 美濃津屋駅
 


【養老山系デビュー】
今まで登ったことの無かった養老山系。今年の春に多度山から養老山まで縦走しようと計画を立てていたものの都合がつかず流れてしまっていた。本日は天気がいまいちなので川原越から養老山まで縦走する計画を立てた。川原越と養老山の間は養老山頂登山道として整備されているので心配ないが、ガイドブックには紹介されていないコースなので楽しみであった。東海自然歩道を使って周回。夕方から雨の予報なのでジョギングスタイルで挑戦。養老公園の紅葉も本日の楽しみの一つである。

【美濃津屋駅】
三連休は毎日運動で最終日の今日は2時間寝坊してしまった。しかもデジカメの充電をし忘れた〜(><)名古屋市を突っ切って南濃町へ。途中で養老山系が綺麗に見えたが曇っていて良い写真は撮れなかった。美濃津屋駅前の広場に車を置かせていただいた。駅のトイレを借りて出発。 広場から養老山系を望む

【冬苺】
美濃津屋駅から東海自然歩道の案内にしたがい県道を横断し林道に入る。配水池の建物を左に見ると風呂谷&観音岩方面との分岐に出る。無視して直進。分岐を過ぎると冬苺(フユイチゴ)の群生地があった。昨日食べられると教えてもらったばかり。つやつやしていておいしそう。
分岐 冬苺

【中道】
東海自然歩道の案内板がたくさん立っているので迷うことなく川原越の登山口に到着。「中道登口」の手作りプレートが掛かっていた。周辺の林道ふくらみにも駐車可能。「この笹尾山を降りたところに云々 関ヶ原町」という看板があった。笹尾山ってどこ?と思ったが、管轄が関ヶ原町となっているので全く意味不明。この看板は東海自然歩道を歩いてきた人がいたずらで持ってきたものか?階段の東海自然歩道を歩く。 中道

【東海自然歩道】
しばらくすると東海自然歩道の本流と合流する(美濃津屋駅からのルートは支流)。なんだか荒れた道だなぁと思っていたが、荒れた状態は川原越までずっと変わらなかった。階段が土砂で埋まってしまって斜面になっているし、落石が多いようで浮石だらけ。ちびっこやお年寄りはこのルートは避けたほうが良いだろう。急勾配の階段もあった。また雨上がりも土砂崩れが発生しそうで恐い。「山ビル マムシに注意」の看板をいくつ見たのだろう(^^;) 荒れた東海自然歩道

【川原越】
川原越に到着。古来、美濃の国と北勢地方とをつなぐ山越えの道「濃洲通路」があったが、川原越はその要路の番所のひとつであったという。
広場には記帳ノートがあったので「プリンスNORI」の足跡を残す。標高はたいしたことないが、気温が低くてじっとしていると寒かった。記帳箱には「川原峠」と書いてあったが、「越」は「峠」と同じ意味みたい。
東海自然歩道はここまま三重県側に降りていくが、川原越の南北には養老山頂登山道も走っている。これを利用して養老山に向かう。すぐに休憩所があり展望案内板もあった。志津山や美濃平野がガスの中でもよく見えた。
川原越 休憩所からの展望

【非難小屋】
養老山頂登山道は予想以上に整備されていて、さきほどの荒れた東海自然歩道と違って快適そのもの。軽くジョギング。綺麗な非難小屋が建っていて、本日初めて登山者に出会った。しばし情報交換。小生は美濃津屋駅に車を止めて時計回りの周回予定だが、彼ら2人は養老公園に車を止めて半時計回りをするという。山が好きな人で鈴鹿と美濃の山の話で盛り上がった。彼らは小屋脇からの道で津屋方面に降りるのだそうだ。
養老山頂登山道 非難小屋

【養老山頂登山道】
周囲は笹が多いが綺麗に刈られている。左に直角にルートが変わるところは展望地になっていて晴れていたら最高だろう。喫煙所やベンチも多数あり驚いた。若宮地区に下りる登山道を見て植林地を抜けると養老山の三角点分岐。 養老山頂登山道

展望地 喫煙所

【養老山三角点】
養老山頂登山道からの分岐から5分で養老山の三角点。展望は見事に無し。デジカメの電池がなくなってきてセルフタイマーが使えずがっかり。周囲を散策して下山開始。薄い踏み跡があったが、林道が伸びてきていたので、林道から直接登る道か。牛の声が聞こえたが、気のせいかしら? 養老山三角点

【小倉山】
小倉山に向かうと人が一気に増える。養老公園から続々と登ってきているようだ。こちらもよく踏まれた道で歩きやすい。気温が低い中、半袖で走っていたので周りの人の視線を感じる(^^;)ベンチとテーブルのある小倉山で休憩後、トレーナーを着る。
林道との分岐点 小倉山

【笹原峠】
小倉山から一気に降りると笹原峠。小倉山で小生の半袖を見て驚いていた人に写真を頼まれた。カメラを忘れたのであなたのカメラで撮ってくれと言う。はじめ言っている意味が分からなかったが、後で送ってちょうだいとのことで500円玉と名刺をいただいた。こういう頼み方もあるのか〜。笹原峠から旧牧場への縦走路もあるが本日はおとなしく養老公園に降りる。
登山道 笹原峠

【三方山】
笹原峠からもジョギングであっというまに三方山。なるほど名前の由来どおり三方向の展望が素晴らしかった。養老山頂登山道の時と全く違って、たくさんの人が休まれていたので休まれていた方に写真をお願いした。後で分かったのだが、この方はHP「養老の三角点」(こちら)管理人のGOTOさんだった。養老山系についてかなり詳しそうなのでお話聞ければ良かったな〜。
デジカメの電池が無くなったので予備の単三電池に切り替えて出発。
三方山

【養老公園へ】
道が細い場所もあったが快調に下山。巨石堰堤と呼ばれる砂防ダムが見えたら滝上駐車場は近い。巨石堰堤はオランダ人の提案により作られたものだとか。「天神平」、「久保寺山林」の標識を見て登山口。滝上駐車場に入る車で舗装道路は渋滞していた。単三電池も新品でなかったのでバッテリー切れを起こしてしまった。滝周辺の売店に手当たり次第問い合わせるが、どのお店も電池は置いていなかった。
巨石堰堤 滝上駐車場

【養老の滝】
駐車場を突っ切って養老薬師如来を見ると養老の滝の音が聞こえてくる。去年訪れた時も人が多かったが、今年もすごい人だ。さすが日本三名瀑のひとつ!有名な孝子源丞内伝説で知られている。
電池は暖めたり冷やしたりすると使えるようになると聞いたことがあったので手で暖めてなんとか滝の撮影が出来た。しかし写真はここまで。養老公園の紅葉はまだまだで3割くらいか。今年はどこに行っても紅葉の見頃がかなり遅い。
養老の滝

【再び東海自然歩道】
養老公園内には菊水泉のある養老寺など見所多数であるが、去年一通り回ったので本日は真っ先に美濃津屋に戻る。養老公園のマレットゴルフ場を抜けるが、東海自然歩道の案内板は多数建っているので迷うことは無い。

【赤岩神社】
京ヶ脇に向かうとDocomoの鉄塔があり、「ここは共生の里 京ヶ脇」の標識を見る。この地点で美濃津屋駅まで7.6キロ。民家の脇から細い道に入り、野球場からちびっこの声が聞こえてくると立派なトイレと赤岩神社。赤岩神社で休憩していると朝に川原越近くの非難小屋であった2人組みの方々に会う。いろいろと教えていただき再出発。

【若宮八幡神社】
小倉谷を渡ると2又の道になっている。案内板が朽ち落ちていてどちらに行けばよいか迷ったが、右に行くと正解だった。光明寺堂塔跡と光明水の石碑があった。カメラがあれば写真を撮りたい場所だった。「今熊谷」の案内板が出てくると若宮地区。村社の八幡神社があった。この神社から養老山頂登山道に通じる道があるそうだ。かなり荒れているらしい。

【扇状地】
山地から砂礫が流出すると流れが急に穏やかになって堆積した結果、下流に向かって広がる沖積地を扇状地という。養老山系の東側(牧田〜多度)は急斜面の断層崖を形成しており、この辺り一帯は扇状地をなしているという。みかん、柿、桑畑に使われている。

【南濃四季の散策コース】
今熊谷と風呂谷を渡ると東海自然歩道は「南濃四季の散策コース」と合流する。「回り道」の看板がある場所でT字路になっていたのでどちらに行けばよいか分からなかった。ひょっとしたらどちらでも良いのかもしれない。雨が降ってきたので美濃津屋駅に近い左の道に行った。本降りになったので「川原越3.6km 養老公園6.6km」の案内板がたつ東屋で雨具を着用して県道に出た。喫茶店「COFEEぎんなん」の前の道だった。県道をたんたんと歩き美濃津屋駅に戻った。

【下山後の楽しみ】
県道脇で柿の直売をしているので購入して帰った。14個入って300円。表面に傷がついて商品になりそびれた柿だけど、おいしさは変わらないよ(^^)

【総評】
・軽い気持ちで行ったが、結構の距離で疲れた。
・本ルートは秋がベストかな。
・周回コースお勧めだが、美濃津屋から川原越周辺の道(3本ある)は荒れているので注意。

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