<簗谷山(やなだにやま)>

簗谷山(1214m)
(林道終点→(南尾根ルート)→岳美岩→簗谷山→(ぶなの木ルート)→林道終点)

登山日:2003年11月2日
登山口:岐阜県金山町
天候:晴れ
テーマ:紅葉
ガイドブック:『名古屋周辺の山200』、『続ぎふ百山』
同行者:単独
時間記録:行き……1時間10分、帰り……40分
(標準コースタイム:行き……1時間45分、帰り……1時間)
11:50 簗谷林道終点
12:20 子鹿の涙
12:55 岳美岩
13:00-13:20 簗谷山三角点
13:35 ぶなの木平
14:00 簗谷林道終点


【簗谷山について】
簗谷山は今までどんな山だかよく知らなかったが、調べているうちに自然林の山ということが分かり興味を持った。金山町と和良村と明宝村の境に位置する。金山町側は「飛騨金山の森」として整備されており、短時間で周回できるので家族にも人気の山だ。『続ぎふ百山』には和良村から登った記録があるが、こちら側の現在の登山道の状況は全く分からない(ちょっと興味あり!)。
山名の由来は簗谷の上流にあるということだろうが、簗谷では漢字の通り、簗でよく魚が取れたのだろう。

【簗谷林道終点へ】
すっかり散歩気分で、登山計画書もガイドブックも地形図すら何も持たずに多治見邸を出発。早朝に起きられなかったので、出発も遅れた。旧R248と県64でR41に入る。金山町に入ってからR256、県86に乗り入れ、馬瀬川の上流に向かう。岩屋ダムと金山湖あたりは綺麗な紅葉が見られ、たくさんの人が観光に訪れていた。馬瀬大橋を渡り、弓掛川に沿って行くと「飛騨金山の森」の総合案内所。ここの案内板で登山口を確認した。案内所をすぎて細い道を行くと簗谷山登山口の大きな看板があり、簗谷林道入り口にはトイレットペーパーも完備のきれいなバイオトイレがあった。簗谷林道はしっかり舗装されていて問題なく終点まで行けた。多治見から約90キロ。思っていたよりも遠かった。

【再会】
すでに昼なので林道終点には車でいっぱい。20台以上あった。終点付近には置くスペースもUターンするスペースも無いので、バックでスペースがある場所まで戻った。5分以上バックの運転をしたので首が疲れた。
登山口に着くともう下山されてくる方がいたので少し会話すると「あれ〜どこかで会ったことあるよ」とのこと。丹羽さんと岡さんだ。今年の残雪期に虎子山に行った帰り、車で長者の里まで送ってくださった方々だ(日記)。山では基本的に一期一会だと思っているので、またも会えて驚いた!その節はどうもありがとうございました。
登山口で登山道の案内板を見て数段の階段を登るとすぐにぶなの木ルートと南尾根ルートの分岐になる。『名古屋周辺の山200』で急な下りが苦手な人は登りで南尾根ルートを使うことを勧めていたので、南尾根ルートを登りに選ぶ。
林道終点 分岐

【子鹿の涙】
紅葉が綺麗な登山道を登っていく。登山口で会った岡さんのおっしゃる通り、中腹の紅葉が一番綺麗なようだ。途中でいったん降りると「子鹿の涙」と呼ばれる小滝があった。脇には大山祇神の碑があった。かつては修行の場であったようだ。
トリカブト 藤原山荘

【自然林の紅葉】
ガレた道が一箇所だけあったが、全体的に見たら整備されているので地図を持っていなくてもまったく問題ない。登山者も多い。今日では植林の山が多いが、この山はすべて自然林である(和良村側は植林?)。今年一番の紅葉の山だ。
ガレた道 自然林の紅葉

【展望の南尾根ルート】
高度を上げていくと御嶽山が次第に大きくなっていく。紫色の実がなっていた。帰宅してから臭木(クサギ)だと知った。臭木の花は見たことがあったが、その実だとは全く気がつかなかった。この実を見たら木や葉の臭いをかいでみよう!南尾根に出会うとさらに御嶽山が大きく綺麗に見えるが、今日は出発が遅かったのでガスがかかっていた。
臭木の実 御嶽山

【南尾根】
南尾根の主稜線にでると「南尾根展望台→」の看板があった。踏み跡が薄いし、今までの道でもじゅうぶん展望が得られていたのでそちらには行くのをやめた。正面に簗谷山の頂上が見える。南尾根の紅葉は下り気味だが、それでも黄色や赤色を楽しめた。 頂上が見えた

【岳美岩】
稜線の案内板から5分もかからず行けた。名前の通り山々の展望すばらしい。しかもこの時期はこれまたすばらしい紅葉の展望がついてくる。しばし堪能した。 岳美岩からの展望

【簗谷山山頂】
岳美岩から戻るとぶなの木ルートと合流し、すぐに簗谷山の山頂。白山方面は木々で見えないが、他の方向は展望が開けている。ガスの中、御嶽山と川上岳、下呂御前山がはっきりと同定できた。無料で使える望遠鏡があって驚いた。山頂で他の登山者と情報交換をしながら昼食。
簗谷山山頂 川上岳

【ぶなの木平】
帰りはぶなの木ルート。こちらの尾根もなかなかの展望で、紅葉も楽しめて気分が良かった。ルートの名前通り、ぶなの木が美しい。ぶなの小平と呼ばれる広場を過ぎると勾配が急なくだりになる。
後日知ったのだが、途中で会ったお疲れの娘さんとパパさんの2人組みはHPを見てくださっている白影さんだった。今度はお話したいですね。
ぶなの木ルート ぶなの木平

【木名プレート】
南尾根ルートもぶなの木ルートも登山道脇の木には木の名前が書かれたプレートが掛けられていた。本日はナツツバキとハリギリを覚える。この2つの木は昔から興味を持っていたのでもう忘れることはないだろう。ナツツバキは3色の木肌が目印。ハリギリは木の表面に針のような突起がある。
花の名前は比較的に覚えやすいが、木の名前はなかなか覚えられない。プレートがあるときは1つくらい覚えたいな。
ナツツバキ

【紅葉の下山道】
下山道は結構荒れていて、浮石が多い。雨の日などはプチ土砂崩れが起きているのだろう。一人登山道の状況を調査されている方がいた。町役場の方かと思って話を伺ったが、安全に登山が楽しめるように個人的に調査されているという。ご苦労さまです。
水場につくと、ここからはなだらかな下りになって林道終点に着く。東屋の登山ノートに記帳し本日終了。今日はかなり遅い出発だったが、それでもまだ登ってくる人がたくさんいた。皆さん大丈夫かな〜。
紅葉 水場

【下山後の楽しみ:岩屋ダム】
帰りは岩屋ダム周辺で展望台に登ったり案内を読んだりして楽しんだ。金山町には巨石群があることを知り興味津々!

【総評】
・自然林の紅葉がこれほどすばらしいとは!

登山日記一覧へ日帰り登山TOPへ