<蕪山(かぶらやま)>

蕪山(1068m)
(21世紀の森公園→(株杉コース)→蕪山三角点→(野鳥観察コース)→21世紀の森公園)

登山日:2003年6月29日
登山口:岐阜県板取村
天候:快晴
テーマ:株杉、ぎふ百山、板取村の紫陽花
ガイドブック:『名古屋周辺の山200』、『分県ガイド 岐阜県の山』、他多数
同行者:モリさん
時間記録:行き……2時間20分、帰り……1時間25分
(標準コースタイム:行き……2時間10分、帰り……1時間45分)
14:10 森林学習展示館
14:15-14:20 株杉登山口
15:20 自然観察道分岐
15:50 尾根出合小広場
16:30-16:45 蕪山三角点
17:10 尾根出合小広場
17:35 自然観察道分岐
18:05 野鳥の森登山口
18:10 21世紀の森公園P
18:45 板取小学校


【R256の小旅行】
今日は「R256の小旅行」と題して岐阜市から北上してきた。相戸岳(日記)を登り終えた時点で予定よりも1時間くらい遅れていたので、松谷洞の滝見学(兼サンノーの高の登山下見)は断念して21世紀の森公園を目指す。この道はアジサイロード(あじさい街道)と呼ばれ、紫陽花が9万本とも10万本とも言われいている。「日本道路百選」にも選ばれている。21世紀の森公園手前のアジサイ散策路に寄ったが今年の紫陽花は元気がなく、全体的にしおれていた。水か栄養が足りないように見えた。残念である。21世紀の森公園に向かうが本日は板取村のアジサイ祭りのため大渋滞。臨時駐車場として板取小学校の校庭に誘導された。ここからシャトルバスで21世紀の森公園に向かった。シャトルバスは5分ごとに来たので全く待たずにすんだ。 アジサイロード

【蕪山】
蕪山かな??? 小生の本籍地である石川県には「かぶらずし」という冬の郷土料理がある。肉厚なカブにブリやニンジンがサンドイッチされている。しかし「かぶら」を漢字で書くと「蕪」になるとは全く知らなかった。蕪山の名の由来は山の形がカブのようになっている所からきているという。アジサイロード北上中にキューピーさんの頭のような形の山を探すが、周囲が山だらけなのでどれが蕪山だかよく分からなかった。

【21世紀の森公園】
21世紀の森公園(板取村HPはこちら)はアジサイ祭りの会場となっていてずいぶんとたくさんの人が来ていた。少し公園内を散歩してみたが、皆さん花より団子のようで(^^;)飲食コーナーの充実ぶりに驚いた。太鼓などのパフォーマンスもあって、登山中もずっと音楽が聞こえていた。森林学習展示館の上にある炭窯の脇から自然観察道に入る。案内板が立っているので分かるだろう。
沢の音を聞きながら自然観察道を歩いていくと、駐車場から続いている舗装道路と合流する。ここには車止めのゲートや東屋があった。ここが株杉コースの入口。ヒルが恐いので本日のコースは奥牧谷コースは行かず、株杉コース→野鳥観察コースとする。
21世紀の森公園 自然観察道

【株杉】
株杉 株杉とは幹が地上2〜6mのところで複数に分かれている杉で、非常に珍しい。蕪山には樹齢400〜500年の巨大株杉が100株以上群生しているというのだから驚きだ。どうしてこのような杉ができるのか、解説板には伐採を繰り返すとできると書いてあるが良く分からない。不思議である。雷が落ちたように幹が裂けているC型株杉は威厳があったが、やはり手入れが必要のようで、根尾村の薄墨桜のような支えがしてあった。

【株杉コース】
株杉コースの入口には登山禁止を意味するようなことが書かれていたがあまりに弱弱しいので無視した。株杉コースは谷沿いの急登を登っていく。沢の音と所々に見られる小さな滝に癒されるが、なかなかの勾配できつい。石が多く階段のようになっていた。丸太の橋を何度か渡るがあまり手入れがされていない場所もあり、滑って転ばないように注意した。ゴアの靴だと便利だと思う。
急登を終えると大きくUターンして緩い下り坂になる。どんどん降りていくので、分岐を見落としたのかと心配になり戻って上に登る道を探すがどうしても見つからない。谷道をさらに詰めることもできなくはなさそうだが、踏み跡なのか崖崩れの跡なのか見分けることはできない。谷道を行くか、降りていく道を行くかで悩むポイントに赤い目印があるから余計に迷ってしまう。困っていると下山してきた人が道を教えてくださった。ラッキー。降りる道が正解だった。この降りていく道の左手には「きけん立ち入り禁止」と書かれた黄色いテープがずっと張られているから余計に心配になったのだ。麓に近づいているのかと思う人も多いだろう。しばらく降りると野鳥観察コースと合流した。
なお、この日記はガイド本に倣って「株杉コース」とか「野鳥観察コース」と書いているが、現地の案内板ではこのような表記でなく、ともに「自然観察路」と表記されているので要注意。
登山道 登山道

【県木の森・生産の森】
登山道合流地点には「蕪山山頂まで2495m」の立て札があった。のんびりする時間もないので少々ペースをあげる。途中「県木の森」、「生産の森」という案内板があった。野鳥観察コースの「野鳥の森」を加えて21世紀の森公園は3つの森から成っているようである。小ピークに出ると蕪山の頂上が見えた。
登山道合流点 蕪山

【主稜線】
主稜線に出会う少し手前に小広場があり、「蕪山山頂まで980m」の看板を見る。昔はテーブルなどもあったようだが、今は何も無い。ここで進行方向を変えて頂上に向かう。
広場 登山道

【銀竜草の実】
主稜線を歩いていると銀竜草(ギンリョウソウ)が点々と見られた。いつも見慣れているものより頭でっかちである。普通の大きさの銀竜草も見られたので、はじめは花が病気にかかっているのではないかと思ったが、頭でっかちの花があまりにたくさんあるのでその考えは却下。家に帰って調べたらどうやら「実」のようである。はじめて見た。 実の付いた銀竜草

【ロボット雨量計小屋】
笹が多くなり、奥牧谷からの道と合流すると頂上は近い。林を抜けて藪をこぐと無人の雨量計。さらに奥に行くと頂上三角点がある。
奥牧谷からの道 ロボット雨量計小屋

【蕪山山頂】
蕪山山頂には比較的新しそうな標柱が立っていた。切り開かれていて展望が非常に良い。今日は空気が澄んでいるのか、久しぶりに御嶽山を見ることができた。機会を伺っている滝波山や平家岳がまるみえのはずだが同定できない。1/20万地勢図を忘れて悔しい。しばしの休憩の後、同じ道で途中まで戻り、分岐から野鳥観察コースで降りる。
蕪山山頂 御嶽山方面

【野鳥観察コース】
野鳥観察コースは静かな道だった。「野鳥の森」と書かれた案内板の近くでは、水が伏流から湧き出ていておいしそうだった。また北側だけ枝打ちされた杉がずらっと並んでいて壮観だった。まるで南側に「前ならえ」をしているみたい(^^)下山口は株杉コースのちょっとだけ北に行った所だった。
野鳥の森 登山道入口

【無名峰】
無名峰 行きは森林学習展示館の裏を通ってきたので、帰りは舗装道路をずっと歩く。正面に無名峰のきれいな山が見えて登りたくなった。覚悟はしていたものの、シャトルバスの時間はとっくに過ぎていて、2キロ以上離れた板取小学校まで歩いた。疲れた。板取川温泉に行きたかったが、夜に用事は入ったので諦めた。R256は楽しい!

【総評】
・展望良し、温泉有りで人気の山。
・登山道に花がほとんど無くてつまらなかった。

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