<相戸岳(あいどだけ)>

相戸岳(672m)
(白山神社→(西南尾根)→相戸岳→(南尾根)→白山神社)

登山日:2003年6月29日
登山口:岐阜県山県市
天候:快晴
テーマ:展望、続ぎふ百山、R256の小旅行
ガイドブック:『名古屋から行く隠れた名山64』、『続ぎふ百山』
同行者:モリさん
時間記録:行き……1時間20分、帰り……1時間15分
(標準コースタイム:行き……1時間55分、帰り……1時間15分)
09:05 白山神社
09:15 西南尾根道登山口
10:25-10:55 相戸岳三角点
12:00 南尾根道登山口
12:10 白山神社
 


【R256の小旅行】
本日は板取村のアジサイ祭り。板取村の紫陽花は去年・一昨年と見ていてお気に入りであるが、アジサイ祭りには行ったことが無かった。名古屋の相棒を拾い、R22、R256で板取村に向かう計画を立てた。岐阜市に入ってからのR256は周辺に見所が多数あり計画の時点で非常に楽しめた。岐阜市のラベンダーの「ながら川ふれあいの森」から始まり、山県市に入ってからは紫陽花の「三光寺」、展望の「相戸岳」、清流の「松谷洞」、旬な「アジサイロード」、祭りの「21世紀の森公園」、最後は癒しの「板取温泉」がある。はたして一日でどこまで回れるか!?まずは相戸岳までの日記。

【ながら川ふれあいの森】
名古屋で5時40分に相棒を拾ってR22で岐阜市へ。数日前の中日新聞で岐阜市長良川ふれあいの森のラベンダー広場が見頃だと知った。岐阜市のHP(こちら)で場所を確認しておいたが、R256に入るといつのまにかバイパスに入っていて少し迷い苦労した。三田洞の公園駐車場に無事到着。ラベンダー広場は駐車場のすぐ近くでほぼ満開だった。朝7時前だったが、地元と思われる人たちがたくさん散歩していらっしゃった。種類は「ベラ」の1種類のみ。新聞記事(こちら)によると約4500株あり、7月6日からラベンダー狩り(200円)ができるそうだ。森の散策や百々ヶ峰の登山もしたいが時間の関係で本日は遠慮する。
ラベンダー広場 ラベンダー

【三光寺】
三光寺は紫陽花で有名なお寺で、雑誌『東海ウォーカー』のアジサイ特集にも掲載されていた。今日は祭事があるようでR256沿いに看板が多数立っていたおり迷うことは無かった。朝早いので人が少なく静かに観賞できた。三光寺の紫陽花は種類がたくさんあるのが魅力だと思う。また山県市指定の天然記念物になっている菩提樹があり、その花が甘い香りを漂わせていた。 山門とアジサイ

【相戸岳へ】
相戸岳 相戸岳は国土地理院の地形図に山名記載がない。ガイド本にもあまり紹介されていない山だが、展望の良い山としてよく登られているようである。リンクを張っているネット上の美濃の山先輩方もほとんどの方が登られているので、口コミで広まっているのかもしれない。
R256から県196に入る。垣野神社の入口前からは裾を持つ相戸岳がきれいに見えた。V字カーブを折り返すようにして白山神社前の通りに入り、神社前の駐車場についた。駐車場には登山者用のポンチ絵地図があった。名古屋から約65キロ。

【白山神社・教龍寺】
車を降りるとまず目に入るのが白山神社の大杉である。1本だけでなく、2本、3本とあるので圧倒される。全部一度に写真に写したかったが、どの木もとても大きいのでとても一枚に収まらなかった。白山神社に隣接して教龍寺があるが、こちらも興味深い。境内には住職が作られたという木彫りの像(平成仏と呼ぶらしい)や石盤彫りの像がある。教龍寺の住職さんのお話は『隠れた名山64』にも『続ぎふ百山』にも登場するので少しお話を聞いてみたかったが、小生はシャイなので寺内に声をかけることはできず(^^;)
白山神社 教龍寺の平成仏

【西南尾根道登山口】

相戸岳は白山神社から周回できる。どちらから回ろうか考えていた所、掲示板友達のytnetさんから西ルートから回ると楽しいよとアドバイスを頂いていたので西の登山口に向かう。神社前の細い道を歩き、T字路を右に曲がり栃洞林道に入る。未舗装道路を過ぎた別荘地帯が西南尾根道の登山口。 西南尾根道登山口

【蛭地獄】
登山道 この時期の低山で恐いものは蛭!R256の小旅行の候補として当初相戸岳でなく、実は松葉洞を計画していたのだが、蛭が多いという情報が入り止めたのだった。しかし雨上がり、沢沿いという条件で相戸岳も蛭だらけだった。蛭がたくさんいる道を歩くのは初めてだったので、どうすれば蛭が来ないか分からない。連中はいつのまにか体についていて気持ち悪い。しかも振り払っても簡単には落ちない。枝を箸のように使ってポイしていくが、気がつくとわき腹に噛まれていた。服の隙間から入り込んだみたいだ。火を近づけると逃げると聞いたことがあったので、ライターの火を近づけてみるが全く離れる様子がない。こちらも熱いので諦めて無理やり剥がすことにする。引っ張ったら蛭の胴体が切れたのでもう一度引っ張った。恐ろしい……。以後10分ごとに相棒と蛭チェックをしながら歩いた。

【西南尾根】
沢から離れると西に伸びる尾根にぶつかり方向を変える。白いプレートやタンネ岳友の会の黄色の案内プレートがある。左手(北側)に展望が開け、大岩が見える。尾根でも蛭がいて落ち着かない。
分岐 北尾根

【大岩】
展望がなくなり再び木の中に入って歩いていくと大岩が多く見られる登山道になる。ロープが張ってある個所もあるが危険な場所ではない。徐々に勾配がきつくなってくると階段が現れ、主尾根の鞍部近くまでずっと急登。かなり苦しかった。
大岩 登山道

【相戸岳】
主尾根に出るとすぐに三角点である。今日は空気が澄んでいて「当たり」の日。展望はなるほど素晴らしいものであった。美濃の山並みはまさに「山波」!1/20万地勢図を忘れたのが痛い(><)相戸岳に行く時は必ず携帯を。
『続ぎふ百山』では柿野洞からのルートについて「荒れているのでお勧めできない」と記述されているが、柿野洞に向かう尾根の道に踏み跡があったので実際に登る人がいるかもしれない。次回の楽しみとする。
三角点
岐阜市方面 西方面

【東ルート?】
南の尾根を使って帰る。頂上付近に「西ルート」とか「東ルート」とか書かれたプレートがあったが、混乱を招く表現だ。西ルートは良しとしても南の尾根道なのに、なぜ「東ルート」と呼ばれているのか不思議だ。三角点から東ということなら柿野洞方面の道ということになる。白山神社からの周回ルートを区別するために南の尾根道のことを東と呼んだだけか?分かりづらい……。

【南尾根道】
南の尾根道は全く展望がなく、木々を楽しむ道である。りっぱな赤松通りもあった。大船山の赤松もひどかったが(日記)、ここの赤松も木の表皮が剥がれているものが多く、腐りかけているものも見られた。またアベマキの木が非常に多く、木の表面のぼこぼこを触って楽しみながら帰った。こちらの道は蛭がいなくて良かった(^^;)
南の尾根道 赤松通り

【南尾根道登山口】
南尾根登山口 踏み跡どおりに歩いて無事に下山。登山口からは舗装道路を歩く。駐車場にあった地図を見て、舗装道路から白山神社に戻る近道があることを知っていたので、そちらの道で帰った。

【白山神社の階段】
神社への近道ということを示す看板は立っていなかったが「相戸岳→」の案内板がある場所である。近道は竹林だった。教龍寺の屋根が見えてくると、白山神社の階段の上に出る道と麓に降りる道の分岐に出たので階段の上に向かう道を選んだ。白山神社の階段は一直線に綺麗に並んでおり、数を数えたら185段あった。下山後は板取村、蕪山(日記)に向かう。 白山神社の階段

【総評】
・相戸岳は大展望の山。
・西ルートは蛭がいるので注意。
・次回は柿野洞(北東)から挑戦してみたい。

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