<下呂御前山(げろごぜんやま)>

下呂御前山(1412m)
(大洞駐車場→白樺平→下呂御前山→白樺平→観音峠→白樺平→大洞駐車場)

登山日:2003年3月23日
登山口:岐阜県下呂町
天候:快晴・強風
テーマ:東海自然歩道
ガイドブック:『名古屋周辺の山200』、1/50000地形図『加子母』、『御嶽山』
同行者:モリさん
時間記録:行き(観音峠まで)……4時間5分、帰り……2時間45分
(推定標準コースタイム:行き……4時間45分、帰り……3時間)
08:05 大洞駐車場
08:15 登山口
08:50 五合目
09:20 お助け水
10:10 白樺平
10:40-11:05 下呂御前山
11:35 白樺平
11:50 1333mピーク
12:35-13:15 観音峠(昼食)
13:45 1333mピーク
14:00 白樺平
14:40 お助け水
15:10 五合目
15:50 登山口
16:00 大洞駐車場
 


【大洞集落へ】
大洞駐車場 春が近づいてきて、雪をかぶった御嶽山が無性に見たくなった。御嶽山展望といえば下呂の山。残雪も心配なのでよく整備されているという下呂御前山を選んだ。寺田小屋山や湯ヶ峰への縦走も考えて計画書を立ててみるも、片道6時間くらいかかりそうなので日帰りはちょっと無理のようだ。観音峠か
多治見邸からR248、R41、下呂町に入ってから交差点「森」を右折し案内板にしたがって駐車場へ。大洞集落に入ると「大洞を吹く会」(←笑ってしまった)が水飲み場や片栗群生地を整備してある。片栗はまだ葉っぱだけだった。多治見から合計95キロ。2時間半で到着。駐車場には3、4台駐車可。釣り人もいて彼らはその辺の路肩に駐車していた。

【植林地】
駐車場から早歩きで10分で登山口に到着した。立派な案内板がある。地形図は「空谷山」となっているが、地元では「下呂御前山」と呼んでいるようだ。岐阜県の森林浴ハイキングコースに指定されているようだ。体感温度は低くないが、霜柱がすごい。登山道は車も通っているようで轍がある。植林地として背の低い木々がたくさんいる。土が真っ黒なのでよく育つだろうと相棒が言っていた。
登山口 植林の登山道

【林道】
なだらかで単調な道を歩いていると真っ白の白山が頭を出す。今日は展望が良さそうだ(^^)車道を横切るとだんだん林になっていき、五合目に到着。ここから頂上まで各合目で標柱が立っている。右から道が合流しているのが気になるが、どうせ車道とぶつかるであろうからあまり興味をそそられない。 車道を横切る

【登山道】
五合目を過ぎるとやっと登山道に入った感じである。木の階段を登ったり高度を稼いでいく。木々の隙間から白山が良く見える。
五合目 登山道

【お助け水】
6合目の標柱をすぎると再び車道を横切る。どこまでこの車道は伸びているのか不思議だ。ここから白山が見事に見えた。真っ白である。お助け水の分岐についたので当然お助け水に寄ってみる。「えぼし沢には甘露のめぐみともにくもうよ神の水 斉藤信夫」と書かれた板がかかっていて面白い。立派な板に書かれていたが、斉藤さんとは有名な方なのだろうか?お助け水から先に薄い踏み跡があるが、これか帰りの楽しみとして分岐までひき返した。
お助け水分岐から先は雪が凍っている個所があり恐い。アイスバーンになっていてつるつるするので、6本爪アイゼンをつける。快適である。
お助け水 アイスバーン

【展望台】
七合目を過ぎると「どんびき岩」の案内板を見るが、どれがそのどんびき岩だか分からない。そもそも「どんびき」ってどういう意味だろう?家に帰ってから調べても辞書に載っていないので意地になって調べた結果、「どんびき」とは飛騨地方の方言で蛙の意味と判明。初めから知っていればどの岩だか分かったのに(--;)でも雪に隠れちゃっていたかも
展望台があるので寄って見ると南飛騨、白山方面の景色が広がる。丸太のベンチに腰掛けて一息入れた。
どんびき岩 展望台から下呂町

【白樺平】
展望台を過ぎるとすぐに八合目である。ガイド本には「白樺平」と紹介してあるが、現地にそのような標識は無かった。石仏が2体あり、御嶽山遥拝の地であったことが良く分かる。ここは観音峠と下呂御前山との分岐になっている。まずは下呂御前山を目指す。
稜線は日当たりがよく、雪が完全に溶けて地面がむき出しの個所が多数あった。白樺の木々の隙間から御嶽山の形がうかがえてワクワクする。九合目の小ピーク(岳見平)を過ぎて高岩大権現神社の分岐を無視して下呂御前山頂上到着。
白樺平 登山道

【360度の大展望】
御嶽山 下呂御前山の頂上は小広場になっていて360度の大展望が広がる。御嶽山(拡大写真はこちら)、乗鞍岳、北アルプス、白山とスター級が勢ぞろい、もちろん白草山や寺田小屋山、萩原御前山も良く見える。下呂の街並みも良く見え最高である。登山者ノートに「プリンスNORI」の足跡をつけて満足満足!帰り際に先に来ていた人から「もっといればいいのに」と言われたので「寺田小屋山まで縦走してきます」と言ったら「えっ行けるの?」と驚かれていた。行けるのか知らないが、普通は行こうとも考えないのかも(^^;)
北アルプス・乗鞍岳 白山
萩原御前山 白草山、寺田小屋山

【1333mピーク】
展望を楽しんだ後、高岩大権現神社を見て白樺平に戻る。観音峠までは行けるだろう。そのまま直進してまずは1333mピークに向かう。誰の踏み跡もない雪の上を歩く。気持ちがいい。目印は少ないが地形が分かりやすいのでコンパスを使って楽チンである。
相棒にコンパスの使い方を教えて1333mピークであることを確認し、観音峠に向かう。地形図からコンパスを進行方向にセットする。
踏み跡のない登山道 1333mピーク

【雪原】
1333mピークからは笹が多くなる。斜面は雪のない個所があったが、勾配が緩くなって進行方向が変わると一面雪原である。笹は雪にすっかり覆われているので快適である。寺田小屋山や御嶽山がよく見えた。時折、笹のために自然にできた、雪の落とし穴にはまりながらわいわいと歩く。 寺田小屋山を見て歩く

【観音峠】
観音峠へ一気に降りる道は笹漕ぎとなる。観音峠には人がいて、お互いに驚いた。車でここまで来て雪のために動けなくなったそうである(後に友人が来て助けてもらっていた)。
観音峠は登山道と車道合わせて五叉路になっているようだ。展望台風の東屋などもあり、なるほど名古屋セントラルタワーズも確認できた。越冬地へと向かう鷹の通り道になっているようで、9月中旬には千羽以上の「鷹の渡り」が見られるそうである。観音峠は無雪期、たくさんの人がくるのかもしれない。
これからどうするか昼食を食べながら考える。小生は例によって日曜日の夜は家庭教師があるので冒険はできない。当初の計画どおりここで引き返すことにした。寺田小屋山や湯ヶ峰へは時間があれば行けるんじゃないかな?
観音峠 東屋展望台

【下山】
帰りは来た道を戻る。七合目から本道からそれてお助け水の裏に行くコースを歩いた。結構急だが変化があって楽しめた。
下山後は下呂駅で土産を買って、公然わいせつ罪の温泉(^^;)を見て帰った。

【総評】
・頂上は大展望の山だが、コースは変化が無くてつまらない。
・各合目に標柱があり分かりやすい。初心者向きの森林浴ハイキングコース。
・時間があれば湯ヶ峰、寺田小屋山への縦走も可能と思われる。
・下呂温泉など、下山後の楽しみ多数。

登山日記一覧へ日帰り登山TOPへ