<虎子山(とらすやま)>

虎子山(1183m)
(長者の里→寺本→国見峠→虎子山→(探索)→国見峠→国見岳スキー場→長者の里)

登山日:2003年2月23日
登山口:岐阜県春日村
天候:快晴
テーマ:奥伊吹縦走(⇒失敗に終わる)、輪かんじきハイキング
ガイドブック:『こんなに楽しい岐阜の山旅100コース(上)』
同行者:単独
時間記録:国見岳スキー場から行き……1時間55分、帰り……1時間35分
(無雪期推定標準コースタイム:行き……2時間10分、帰り……1時間40分)
05:45 長者の里
06:20 美束バス停
06:35 寺本バス停
07:25 国見岳スキー場
08:20 国見峠
09:10-09:20 虎子山
10:10 縦走断念
10:30 虎子山
11:15 谷道断念
11:45 虎子山
12:30-12:35 国見峠
13:20 国見岳スキー場
13:50 長者の里
 


【奥伊吹縦走計画】
長者の里を基点に、国見峠から虎子山、射能山(ブンゲン)、品又山、貝月山と縦走を計画する。コースタイムは無積雪時で推定約12時間。インターネットで山行記録を調べてみるが、虎子山〜射能山の縦走記録は見つからなかった。1/25000地形図のコピーと輪かんじきを用意して準備はOK。

【長者の里へ】
長者の里 多治見からR248、R21、揖斐川沿いの道、県32経由で90キロ、2時間15分で長者の里に到着。寺本集落には雪が無いが、次第に雪が現れてきて心配になる。長者の里あたりでは二車線のうち一車線は雪で通れない状態。麓でこれだけ雪があるなら、山に行ったらどれだけ積もってるんだろう……。長者の里には誰でも利用可能の広い駐車場がある。

【国見岳スキー場へ】
真っ暗の中をヘッドランプをつけて歩く。朝6時半頃に明るくなりはじめ、7時には十分明るい。日の出が早くなったものだ。美束、寺本の集落を抜け、国見岳スキー場への林道に入る。『AG鈴鹿美濃』によると長者の里から美束バス停まで35分とあるが、小生が早歩きで40分である。本のコースタイムはよほどの健脚向きか!?歩いていると目の前に国見岳と虎子山が現れ、朝日に照らされて綺麗である。
林道入口 虎子山

【国見岳スキー場】
林道を歩いていると車が非常に頻繁に通り驚く。車の屋根にスキー板がついているので、皆さんスキー場に向かっているようだ。まだ7時だと言うのに歩いている人がいて向こうも驚いているだろう。スキー場までは雪も全く無くノーマルタイヤでも問題なく通れる。スキー場において国見峠への道はロープが張っていて車は入れないようになっていた。スキー場の営業時間になるとロープが取られるようだ。虎子山登山の場合はこの周辺の駐車場に止めることができる。 国見岳スキー場

【国見峠へ】
国見岳スキー場を過ぎると除雪された道を歩く。雪が所々残っているが、昨日の雨でかなり水を吸ってベタベタしていた。高度を稼ぐと除雪がやめられており、ここからは完全に雪の道である。買ったばかりの輪かんじきを付けてハイキングである。正面に国見岳と虎子山、右手に貝月山、振り返ると彫刻のような槍ヶ先が見えるので飽きない。8時前にスキー場のリフトが動き出し、馬鹿でかい音楽が鳴り出しやかましくなった。教如意上人窟への登山口では相変わらず「とれたて」と書かれた水がこんこんと流れていた。
槍ヶ先 教如意上人窟への登山口

【国見峠】
国見峠 教如意上人窟への登山口を過ぎると急にガスが出てきて、国見峠では期待していた伊吹山は見えず(;_;)。長者の里から歩いてきたので、この時点で疲労困ぱい。長者の里から10キロくらいかな。

【藪山】
国見峠の登山ポストに計画書を入れて脇の登山口へと入る。虎子山は藪で有名だが、冬で葉の無い枝が気になる。結構な勾配を枝と格闘しながら登っていく。気が付くと尾根道になっていた。基本的に尾根道であるし、数日前のものと思われる足跡があったので迷うことは全く無い。スキーの跡まであったがこんな藪山をよくスキーできるものだ。
藪の登山道 尾根道

【虎子山】
快適な稜線歩きになってから小ピークを2、3個超えると虎子山に到着。展望が素晴らしい。貝月山、鍋倉山、国見岳、集落、琵琶湖も少し見える。背景を槍ヶ先にして記念撮影。輪かんじきも大活躍だい! 虎子山

【へなちょこ1】
小生と貝月山 虎子山からがいよいよ本番。しかし雪のために歩行速度があがらず、予定よりも時間が遅れている。県境の尾根を歩く予定である。まずは北へ尾根道を歩く。途中で西に曲がるのだが、さっそく北に行き過ぎて行き止まり。すぐに気がつき予定の道に戻るが、また曲がる地点が分からず行き過ぎ。目印などはほとんど無いようだ(2、3個は確認した)。コンパスと1/25000地形図で現在位置確認を行うが、結構複雑な地形になっていて良く分からない。せめて1187mの中間点まで行きたかったのだが、そこまでたどり着けず時間の関係で縦走を断念。小生の読図力ではここまで。手も足も出ませ〜ん。涙を流したダルマ状態の私は貝月山を背景に写真(左図参照)でおなぐさめ(苦笑)

【へなちょこ2】
単純なピストンは嫌だったので縦走を断念して代わりとして考えたのは、(1)国見峠から教如意上人窟、(2)美束から槍ヶ先、(3)虎子山から谷道で下山、(4)一旦車に戻って岐阜市内の低山。現時点で一番距離的に近い(3)を選ぶ。上手くいけば(2)も可能だ。虎子山の北から東に伸びている登山道(1/25000地形図の点線)を探すが、印などが見つからず良く分からない。ここだと思われる道に入るが踏み跡は一切無し。もともとふかふかの雪で歩きにくいのに、昨日の雨で滑って滑って仕方がない。水が流れる谷と出合うと勾配も非常に急になり、木々をつかみながら歩く。もしかして1本道を間違えたか!?スキー場を見ながら歩くので迷うことは無いだろうが、谷道でプチ雪崩も頻繁に起きているし恐くなって谷道も断念。小生の歩行技術では手も足も出ませ〜ん。 谷

【国見峠へ】
伊吹山 谷道からの引き返しによりかなり疲労。結局ピストンにする。虎子山に戻ると6人の団体さんに会う。尾張富士山遊会の皆さんだそうで、しゃべりながら一緒に下山することにする。丹羽さんは非常に岐阜の山に詳しく、毎週登られているとのことで、ほとんどの山に行かれているようだった。来る時にあったガスは綺麗に晴れ、伊吹山&北尾根がきれいに見えた。ピストンも悪くないな。

【へなちょこ3】
国見峠からは再び雪の林道であるが、来る時と違って大分雪が解けていた。夜のニュースによると本日は今年一番の暖かさだったようだ。ネコヤナギの花が芽吹いていて気持ちが和む。丹羽さんがご好意で、国見岳スキー場から長者の里まで車で送ってくださった。ありがとうございました。車で長者の里に向かっている間、皆さん口をそろえて「よく長者の里から来たね」とおっしゃる。自分でもようやるわと思っているのだから他の人から見たらもっとそう感じるのだろうな(苦笑) ネコヤナギ

【反省&リベンジ】
今回は1/25000地形図の歩く部分しかコピーして持って行かなかった。虎子山からの県境の道は予想以上の難しさだったので、現在位置確認をかなりマメに行わないといけないと思われる。現在位置確認の対称には貝月山と槍ヶ先を使うと良さそうなので1/50000地形図も併用すればもっと分かりが良いと思われる。近いうちにリベンジだな。今回は一度に縦走しようとしたが、次回は北からじっくり攻めてみようと思う。1/25000と1/50000地形図を用意して射能山と虎子山をつなぐことを第一目標にしよう。

【総評】
・冬の虎子山は景色が最高である。夏は藪がひどそうなので行く気がしない。
・冬の虎子山への登山ならば国見岳スキー場に車を止めて歩くことになる。スキー場からから国見峠までの林道は雪道のため結構疲れる。
・今年は雪が膝下までと少なかったが、丹羽さん達の話だと去年のこの時期は積雪2mあったらしい。
・虎子山と射能山の間は踏み跡や印が少ないかも。

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