<鳳来寺山(ほうらいじさん)・瑠璃山(るりやま)>

鳳来寺山(684m)・瑠璃山(695m)
(参道駐車場→仁王門→本堂→山頂周回(時計回り)→本堂→馬の背岩→参道駐車場)

登山日:2003年2月11日
登山口:愛知県鳳来町
天候:曇り時々雨
テーマ:東海自然歩道、石雲寺観光
ガイドブック:『名古屋周辺の山200』、『こんなに楽しい愛知の130山』、1/50000地形図
同行者:モリさん
時間記録:コース行き……3時間40分、帰り……2時間20分
(標準コースタイム:行き……4時間10分、帰り……2時間40分)
10:30 無料駐車場
10:40 階段入口
11:15-11:20 本堂
11:50-12:00 奥の院
12:20-12:35 鳳来寺山・瑠璃山
12:45 天狗岩展望台
13:30 東照宮
14:05-14:15 馬の背岩展望台
14:50 仁王門
14:55 無料駐車場


【花の鳳来町へ】
三河は鳳来町でセツブンソウとロウバイが咲いているという情報を聞き、ぜひ行きたいと思う。セツブンソウは藤原岳で見たことがあるが、ロウバイは見たことがない。当然花見の前には山登り。鳳来寺山が面白そうだ。天気予報は70%雨になっているが、参道になっているので雨が降っても道は歩きやすいだろう。

【鳳来町へ】
多治見邸を8時20分発。R248、R155、グリーンロード、R153、R420、R257、県道経由で食事所とトイレのある無料駐車場まで2時間かかった。距離は90キロ。他の駐車場は有料または登山者禁止のようだ(自然科学博物館前の駐車場は登山者禁止の看板が立っていた)。目の前に岩でごつごつした鳳来寺山が立ちはだかる
参道入口駐車場 鳳来寺山


【俳句の道】
階段への道脇は松尾芭蕉など著名な俳人の歌と像が建てられており、さらに干支が書かれた岩版も立っていて楽しい。投句箱もあった。にっこり微笑んだ6頭身の芭蕉さんの像の隣にはかえるがぴょこんといてかわいかった。芭蕉像の脇から秋葉山(だっけな?)という山も登れるようだ。ガラス張りの店からは職人さんが鳳来硯を作っている。飽きることなく1425階段があるという参道入口に到着。
松尾芭蕉像と秋葉山入口 1425段の階段入口

【参道】
階段は立派な石段であるが、ごつごつしていて歩きにくい。国指定重要文化財の仁王門を過ぎると、傘スギという樹齢800年の杉が現れた。国定公園に指定されているのがうなづける。予想以上に勾配がきつく暑くてたまらない。2箇所で「馬の背岩展望台へ」という看板を見て登りつづけると本堂に到着。なになに跡やらなになに像やら飽きない参道だった。
仁王門 傘スギ

【鳳来寺】
一瞬本堂かと思われた建物は新しいきれいな建物だった。正面には休憩所兼展望台があり、南方面が見渡せる。今日は曇りでガスがかかっているが近くの山は良く見えた。そこから少し登ると鳳来寺がある。こちらはいかにも歴史がありそうな古い建物である。こちらが本堂なのだろう。脇に馬の背岩コースに行ける道を見つけたので、帰りはこちらから行くことに決める。ガイド本に載っていなかったコースなので楽しみだ♪ 鳳来寺

【時計周り】
鳳来寺からは予定通り時計回りで周回する。各地の見所では「屋根のない博物館」とある。納得納得。岩の山なのだが、岩の間から水が染み出ていて風情がある。美濃の山と違って誰かと会うだろうと思っていたが今日も登山者には一人も会わない。しずかで気持ちが良い。
東海自然歩道になっているので案内板も充実している。勝岳不動明王、六本杉を経て奥の院に到着。
勝岳不動明王 六本杉

【鳳来寺山】
ペンキ塗りたての匂いが漂う整備された橋達を通って奥の院に到着すると、隣の岩からは南から西にかけて大展望が広がる。駐車場から見えた岩岩の一番上に立っているのだ。天気が良ければ三河湾も見えるのではないだろうか。
鳳来寺山頂上では三角点がずいぶんと飛び出ていて驚いた。5分くらいで隣のピーク、瑠璃山に到着する。こちらからは北から東にかけての大展望が広がるので、ぜひ寄りたい。瑠璃山の方が標高は高いのだが、本当の頂上へは岩をよじ登らないと行けない。かなり恐いと思われる(登ろうと考える人はいないと思うが)。
奥の院からの展望 鳳来寺山

【天狗岩】
天狗岩を探しながら歩くが、立派な大岩が多数ありどれがお目当ての岩だか分からない。これかこれかと写真を撮りながら歩いているとちゃんと案内板が出ていた。しかしそこにも岩が多数あり、結局どれが天狗岩だったのか分からない。頂上から降り出した雨は巫女岩と高座岩を過ぎても止みそうもないので鷹打場には寄らないことにした。
天狗岩 巫女岩と高座岩

【多数の道】
東照宮へと向かう。雨でつるつるになった丸太橋を恐る恐る通り(それでも一度転んだが)、東照宮に着いた。ここの東照宮は日光、久能山と共に日本三東照宮のひとつに数えられるそうだ。パークウェイで来た人たちで賑わっている。
丸太橋 東照宮

【馬の背岩コース】
帰りは馬の背岩コースにする。ガイド本に載っていなかったので存在すら知らなかったが楽しそうなコースだ。鐘楼を過ぎると新四国めぐりになっているようで石仏が多い。一本道かと思っていたら分岐が多く、大きな岩をくぐると(胎内めぐり?)完全に二手に分かれている。地形図とコンパスを持ってきていて良かった、南の方向へ行く。(←本堂 馬の背岩→)という道標を所どころに見ながら登ると、馬の背岩展望台についた。なるほど馬の背中のようだ。東屋があり、ここから鳳来寺やパークウェイが見えた。仁王門までは天気が曇りのためもあるが、道が暗くて暗くて仕方がない(写真も真っ黒だった)。道標にしたがい一本道である。谷道になると仁王門は近い。沢となって表参道と合流した。駐車場では雨は本降りとなっていた。無事に下山で良かった。 馬の背岩展望台

【石雲寺】
きんさんぎんさん梅 下山後は鳳来寺町名号(みょうご)の石雲寺に向かう。R151を通っていると梅の湯温泉の正面に小さな看板が出ている。駐車場には先客が4台あり、黄色いロウバイが出迎えてくれる。梅園に回ると本日お目当てのセツブンソウの群生が見られる。一箇所に群生していると思っていたら、群生個所が何箇所もあり感動した。今年も藤原岳に見に行こう!

ロウバイ ロウバイ
セツブンソウの群生 セツブンソウ


【総評】
・鳳来寺山は見所が多く、登りがいもある。自信をもってお勧めできる山。
・表参道の階段がきつかった。
・馬の背岩コースは地図に載っていない。分岐が多いので注意が必要。
・温泉、渓谷、花……、下山後の楽しみが多い鳳来町。

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