<水晶山(すいしょうざん)・三森山(みつもりさん)・城山(しろやま)>

水晶山(958m)・三森山(1100m)・城山(713m)
(出丸駐車場→水晶山→960m三角点→三森山→岩村ダム→大円寺→城山→出丸駐車場)

登山日:2003年1月25日
登山口:岐阜県岩村町
天候:快晴
テーマ:冬山練習
ガイドブック:『こんなに楽しい岐阜の山旅100コース(下巻)』(風媒社)
同行者:モリさん
時間記録:行き……5時間15分、帰り……2時間25分
(標準コースタイム:行き……3時間30分、帰り……2時間30分)
07:00 岩村城址出丸駐車場
07:10 登山口
08:35 871m三角点
08:55-09:05 水晶山
09:35-09:50 960m三角点
11:35-11:45 三森山
12:15 帝釈梵天
12:50 奥の院
13:10 日本一農村風景展望地
13:40 岩村ダム登山口
14:05 大円寺語らいの場
14:30 城山(本丸跡)
14:40 岩村城址出丸駐車場
 


【岩村町へ】
冬山の練習として三森山に行く。コースは岩村ダムから水晶山、三森山と周回することを予定していたが、数日前に発売された『こんなに楽しい岐阜の山旅100コース(下巻)』にもっと径の大きな周回コースが紹介してあったので、こちらのコースに決めた。
多治見を6時前に出発。R19、県33、R363経由で岩村城址の出丸駐車場に7時に到着。合計41キロ。
岩村城址出丸駐車場

【登山口探し】
登山口 まだ本は発売されたばかりで、人も少ないコースであろう。まずは登山口探しから始まった。出丸駐車場から少し降りて大円寺集落と国道275号との分岐に出る。ガイドの通り、国道275号方面に少し行くと赤い布があり、ここが登山口である。1/25000地形図には登山道として載っているがガイド本が無ければとても行く気にはならなかった。

【笹道】
登山道はかなり荒れていて、笹をかき分け、倒木に注意しながら歩く。すぐに分岐となるが1/25000地形図の登山道どおり東へ東へと進路を向ける。倒木のため大きくトラバースする場面もあり、なかなか苦戦しそうだ。トラバースを終えるとまた分岐であるが、コンパスを頼りに進路を取る。今日はコンパス大活躍である。笹を払いながら尾根に出るとあとは一本道である。木々の間から御嶽山を見ながら徐々に高度を稼いでいくと、871m三角点に到着。岩村ダムや水晶山は見えない。 871m三角点

【水晶山】
水晶山 「展望台方面」と書かれた小さな看板を左に見て、水晶山への最後の登りを行く。ガイド本には「水晶山は通り過ぎてしまいそうだ」という記述があるが、新しい看板が立っていたのですぐに分かった。立ち木に「水晶山」と彫られていて痛々しい。

【鳩吹山へ】
水晶山から進行方向を南に向け、岩村ダムとの分岐に出る。市町村境の赤い棒と雪が現れ始め、雪が積もってきたら960m三角点である。ここで直進してしまって15分ロスしてしまった。三森山へは直角に左に曲がる感じであった。三角点の近くに御嶽山の写真スポットがありパチリ!ずっと木で見え隠れしていたので遮るものが無いこの地点は素晴らしい。三河方面もばっちりであった。
御嶽山 960m三角点

【三森山へ】
三角点からは細かな分岐や合流がたくさんあり、非常に不安にかられながらの登山だった。岩村町と上矢作町の境の尾根をずっと歩くので間違えようがないのであるが、「大区」と赤くペンキで塗られていたり、×印が書いてあったりしていて落ち着かない。案内板なども全く無く、地形図を持っていなかったら迷ってしまいそうだ。登山者には一人も出会っていなかったが、左下の写真の所で一人の猟師さんに会った。お互い驚いてしまったが、少し話してみると猪を狩りにきたそうだ。生生しい猟銃を背負っている。恐い恐い。
※大区の意味を帰宅してから調べた。大区……明治初期、地方行政区画を大区と小区に分けたもののうちの一。大区に区長を、小区に戸長を置いた(大辞林第二版より)。
なるほど、区の領域を示すものだったわけね。
うるさい分岐 大区

【三森山】
雪は完全に凍っていて、痩せた尾根道では非常に恐ろしい。冬山は2回目でアイゼンをつけるべき事態かどうかの判断がつかないので、つけずに頑張る。最後の急登でも恐る恐る登り、三森山に到着。三森山の手前で南アルプスらしき山脈が見えたが確認していない。三森山からは瑞浪の屏風山がよく見えた。他の方向は全く展望無し。
三森山 屏風山方面

【帝釈梵天】
下りで滑るのは恐いのでアイゼンを装着した。あまりの快適さに感動!こんなに便利な快適ならばもっと早く付けておけば良かった。33番目の最後の観音様を過ぎて帝釈梵天に寄った。 帝釈梵天

【快晴】
恵那山 本日はガスや雲が全く無く最高の展望である。帰りの尾根道から恵那山や大川入山が真正面に見える。御嶽山も非常に綺麗に見えた。

【奥の院】
途中、奥の院の看板につられて寄り道してみる。小さな祠があるだけだったが10分くらいで行ける。本道に戻ってからアイゼンをはずす。そういえばアイゼンの手入れ方法を知らないな(^^;) 奥の院

【三森神社】
三森神社の鳥居をくぐり、神社の奥に行くと日本一農村風景展望地がある。岩村、富田の農村風景は確かにお見事!三森神社には鎌が納められており、天照大神が誕生の時、その胞衣(エナ)をその鎌で切ったという伝説がある。その胞衣は恵那山にある(恵那山の名の由来)というのだから山歩きを続けていると、いろいろと雑学が増えて楽しいものである。
三森神社 日本一農村風景

【七本松】
七本松 三森神社を過ぎると岩村ダムまで非常に歩きやすい道である。七本松の見事な姿を見て無事に下山。

【岩村ダム】
登山口に三森山についての解説があったので目を通してみると「頂上に立てば伊勢の海が見える」とある。今じゃ木が大きくなって伊勢方面の展望は無い。いつの時代の話だろう……。
岩村ダムは思ったよりも小さい。ダム脇に5台くらい止められそうな駐車場があるので、ここから三森山にピストン、もしくは水晶と三森の周回が楽しめる。
登山口 岩村ダム

【大円寺集落】
岩村ダムから出丸駐車場までが長い。ダム近くの滝と第一番観音様を見てひたすら歩く。静かで平和な農村である。大円寺集落からは三森山が三つ盛山や四つ盛山として見える。三森山の名の由来がよく分かった。
第一番観音様 三森山

【城山(岩村城址)】
大円寺の集落から出丸駐車場まで登るのが大変だったが、城山への登山と思えばたいした事なかった。岩村城址の本丸跡は城山といわれているのだが、以前観光で初めてここに来た時はそんなこと知らなかったな。帰りに出丸の茶屋に寄ろうとしたが開店していなかった。残念。 本丸跡

【下山後の楽しみ:山岡町の寒天】
山岡町の寒天製造風景@背景に恵那山 山岡町は寒天の里。田圃を使って寒天が干してあった。ちょうど収穫時期のようで青いシートがかぶせてある。
かんてん茶屋により遅い昼食を頂く。寒天の煮物に、寒天入り味噌汁に、寒天ゼリー、おいしかったな。

【総評】
・静かな山旅が楽しめた。
・近くに温泉があるので次回は行きたい。
・近くに観光スポットがたくさんあるのでまた来たい。
・慣れない雪に予想以上苦戦。午後の予定はキャンセルしてしまった。反省!

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