<霊仙山(りょうぜんさん)>

霊仙山(1084m)
(榑ヶ畑→経塚山→霊仙山→西南尾根→落合→榑ヶ畑)

登山日:2002年11月4日
登山口:滋賀県米原町
天候:晴れときどき雪
テーマ:紅葉、琵琶湖を眼下に展望を楽しむ
ガイドブック:『関西の山のぼり100選』(昭文社)
      :『アルペンガイド 鈴鹿・美濃』(山と渓谷社)
同行者:アジさん、チャシさん、オセさん
時間記録:行き……3時間20分、帰り……2時間20分
(標準コースタイム:行き……4時間10分、帰り……3時間30分)
08:25 醒ヶ井駅
08:50 榑ヶ畑登山口
09:15 汗ふき峠
10:00-10:10 見晴台
10:45 お虎ヶ池
11:15-12:00 経塚山(北霊仙)
12:20-12:25 霊仙山三角点
13:10 霊仙山最高点
14:30 近江展望台
15:25 笹峠
16:00-16:10 落合(今畑登山口)
16:55 汗ふき峠
17:10 榑ヶ畑登山口
 


【久々の複数行】

醒ヶ井駅 最近はもっぱら単独行だったが今日は男3人、女1人で行く。単独行の反対語は複数行かな?あまり聞かない言葉だな。団体行っていうと数十人って感じだし???
多治見邸を5時45分に出て、R248、R21経由で集合場所のJR醒ヶ井駅に7時50分到着。全83キロ。醒ヶ井駅は結構綺麗でトイレも外についていた。綺麗な道の駅らしきものも建っていた。電車組は8時過ぎに到着した。

【榑ヶ畑登山口】
チャシさんも車で来たので、2台で登山口に向かう。養鱒場からは悪路でガタガタしながらゆっくりと走る。行き止まりには既に4、5台停まっていた。
準備をして出発。勾配のない道をしばらく歩くと売店カナヤがある。シーズン以外はやっていないらしい。お金は竹筒に入れる仕組みになっている、缶ジュースの無人販売があり、平和を感じる。
ここからジグザグに良く踏まれた道を歩くと汗ふき峠である。展望はない。
登山口 ノリウツギ

【はやくもトラブル】
汗ふき峠で一本立てて各自上着を脱ぐ。予定ではここから右に周回するはずだったが、勘違いして左に行ってしまう。5分後くらいにすぐに気がついたが戻る必要性もそれほど無いし、予定と逆回りにコース変更した。どういう結末になるか!?

【見晴らし台】
よく踏まれた緩やかな登りを歩く。ヤマケイAGに「下山にこの道を使うと良い」と書いてあるのが良く分かる。あまりきつくもないまま見晴らし台に立つ。ここは五合目だが、ここまで一合毎に看板が立っていたので分かりやすかった。琵琶湖が見えてきた。竹生島が良く見える。180度振り返ると西南尾根や霊仙山も見える。なかなかの休憩場所だ。見晴らし台をすぎると勾配が急になるがたいしたことは無い。
琵琶湖(竹生島方面) 登山道

【お猿岩】
見晴らし台からの急登を終えると後は笹原の緩やかな登りをひたすら歩く。途中お猿岩があり、石灰岩が目立つようになる。
お猿岩 笹原

【お虎ヶ池】
琵琶湖の形をしているというお虎ヶ池(おこがいけ)。鳥居があり、なかなか風情がある。竹生島・沖島・多景島に相当するものがあれば完璧だったね。 お虎ヶ池

【経塚山】
大判山 笹はよく下刈りされていて非常に歩きやすい。お虎ヶ池あたりから経塚山が目の前に広がる。琵琶湖と伊吹山の展望がすばらしい。経塚山は柏原からの登山者と合流するのでにぎやかである。
ここで養老山を見ながら昼食。周辺には雪も少しあり、非常に寒い。マフラーを身に付け、ジャンパーを2枚着るがまだ寒い。震えながらおにぎりを食べていると、オセさんが温かい飲み物を分けてくれた。山で温かいものを飲むありがたみを感じた。

【霊仙山三角点】
経塚山から霊仙山の三角点までは雪解け水でどろどろだった。意外と勾配がきついので滑らないように注意しながら三角点まで向かう。経塚山で西南尾根に行くと言っていた30代の男性2人組が引き返してくるのに途中で出会う。榑ヶ畑登山口に立っていた「西南尾根は不明瞭です」という注意板のことも気にしていたが、霊仙山最高点までの道が見つからないという。等高線を見ればすぐに見つかるはずなのだが……。三角点のある頂上は360度の大展望である。
霊仙岳三角点 石灰石と雪

【霊仙山最高点】
霊仙山から少し下って小ピークに最高点に向かう道がある。踏み後が薄く、進行方向とは直角に曲がっているので、「小ピークで分岐する」という意識がないと確かに見落としそうだ。こっちの登山道は笹の下刈りはされておらず、結構な笹漕ぎである。ズボンと靴がどろどろになる。登山二回目のアジさんはちょっとビックリしたのではないだろうか。
経塚山あたりから雪やあられがぱらついていたが、霊仙山最高点への最後の登りを目の前にして吹雪になってしまった。あまりに強烈なのでチャシさんとオセさんが雨具を着る。4人で相談した結果、西南尾根は距離が長いので諦めて引き返す。再び笹漕ぎをして分岐の近くまで来ると、さっきの吹雪がウソのように晴れている。困った天気だ。再び4人で相談し、西南尾根に向かう。実は西南尾根にはかなり行きたかったのだ(^^)
霊仙山の最高点からは鈴鹿山脈と養老山系が見渡せて伊勢湾も顔を出している。20万分の一地形図を使って、オセさんと一緒に山座同定をして楽しむ。鈴鹿山脈の御池岳、三国岳、藤原岳、御在所岳、綿向山、雨乞岳、養老山系の多度山、養老山が確認できた。眼下に広がる紅葉も素晴らしい。
紅葉 御在所岳・雨乞岳・綿向山方面

【西南尾根】
登山道 最高点からはガケを横に見ながらの笹漕ぎとなる。笹の上を歩く場面が何度かあり、滑るので結構恐い。ガケ側に落ちたら大変だ。笹漕ぎを終えると石灰岩のゴーロの連続になり、行きの尾根歩きとは全然違う。踏み跡は薄いが基本的に尾根なので迷うことはない。しかし先頭を歩く人は必至に歩きやすい道を探しながら歩かなければならないので、先頭を皆で交代しながら進む。

【南霊岳・近江展望台】
アップダウンのほとんど無い尾根だが、南霊岳へはさすがに少し登った。南霊岳頂上も広く、山名のプレートなどは見つけられなかった。琵琶湖の3つの島と彦根市街が一望できる。少し降りて近江展望台。ここから急勾配の下りである。徐々にススキが現れだし、もう枯れていると思っていたトリカブトまで見つけてしまった。予想以上の急勾配に、滑ったり、足の裏を傷めたり、時間を気にしたりと皆苦戦である。
彦根市街 ススキの登山道

【笹峠から落合へ】
近江展望台からの急勾配を終えてもなだらかな下りが延々と続く。笹峠で一本立てる。うっそうとした林の登山道を歩き、昔話に出てきそうな旧家を抜け、今畑登山口で舗装道路と合流する。
今畑廃村 今畑登山口

【大洞谷】
大洞谷に沿ってなだらかな登りを歩く。滑り落ちそうな丸太橋を一人ずつ渡り、沢から離れて汗ふき峠へと登りつめる。汗ふき峠からは来た道を戻る。予定より大分遅れてしまった。余裕を持った計画をしっかり立てないと……反省!

【総評】
・展望は鈴鹿一(断言!)
・琵琶湖の3つの島が見えるのはここだけ(byチャシさん)
・霊仙山に行くならこのコースがオススメ。

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