<笠置山(かさぎやま)>

笠置山(1128m)
(切山登山口→ヒトツバタゴ自生地→笠置山→望郷の森→林道川向線→恵那白川線→切山登山口)

登山日:2002年11月2日
登山口:岐阜県恵那市
天候:晴れのち曇り
テーマ:ヒトツバタゴ、ヒカリゴケ、ペトログラフの観察
ガイドブック:『分県登山ガイド 岐阜県の山』(山と渓谷社)
同行者:単独
時間記録:行き……3時間20分、帰り……2時間20分
(標準コースタイム:行き……4時間10分、帰り……3時間30分)
10:30 切山登山口
11:05 林道出合(休憩記録小屋)
11:15-11:20 ヒトツバタゴ自生地
11:45 林道出合
11:50 大岩展望台
12:00 御神水
12:05 笠置山三角点
12:05-12:50 頂上散策
13:05-13:15 瞑想の小屋
13:25 望郷の森キャンプ場
13:55 旧グリーンピア恵那
15:00 県道合流点
15:20-15:45 不動の滝
16:00 笠置峡
16:10 切山登山口
 


【誰でも楽しめる山】
登山道 国道19号を走っていると立派な独立峰が目に入る。前々から気になっていた笠置山に登ることにする。この山にはヒトツバタゴ、ヒカリゴケ、ペトログラフなど、ここにしかないような見所がたっぷりである。多治見邸を7時に出て、R19、恵那白川線を経て切山登山口に8時到着。39キロ。路肩に駐車できたが、すぐ近くに公民館と広場があるのでそこにも駐車できる。しばらく民家の間の舗装道路を歩くとやがて未舗装道路になる。

未舗装道路は岩がごろごろしていて歩きやすくは無いが、そんなに苦労しない。民家が近いためか途中分岐が多いが、そのたびに案内板があるので間違えることは無い。ほうばの落ち葉を踏み歩いていると望郷の森へと続く林道と出会う。小屋と立派な案内板がある。
休憩記録小屋 案内板

【ヒトツバタゴ】
ヒトツ/バタゴと区切って読んでいたが、一ツ葉タゴでした(^^;)この辺ではナンジャモンジャの木とも呼ばれているようだ。解説板によると、日本では長崎県対馬と岐阜県東濃地方にしか自生しない。国の天然記念物にもなっているので、花の咲く6月にまた見たいものだ。 ヒトツバタゴ

【散策路】
ヒトツバタゴを過ぎるとすぐに「アンコの水場」。アンコ(サンショウウオ)がいると書いてあるので探すが、とてもいる雰囲気で無いので諦めた。夏にくればカニ達にも会えそうだ。
登山道は整備されすぎていてつまらない。階段状に埋め込まれているものは木かと思ったらプラスチックであるし、風情がない。この階段が延々と続く。道は木の葉などの上から大きな圧力をかけてあるようで、つま先で蹴ってもびくともしない。すごい技術だ。これは登山道と呼べないなと思って案内板を見ると、新しいものには「散策路」と書いてある。やっぱり……。
アンコの水場 登山道

【大岩展望台・御神水】
2度目の林道と出会うと大岩展望台はそこからすぐである。展望台から恵那の街並みを見たあと、もう少し先に登った所で御神水を頂く。冷たくて山の味がする。おいしいのかどうか分からない。恵那山で飲んじゃいけないはずの強清水を「うまい」って飲んでから自信がない(^^;)
大岩展望台 御神水

【広い山頂】
山頂には神社や案内板などがあり広い。途中で拾った一番大きいほうばの葉で仮面をつくり写真撮影。小生もまだ若い。
三角点 笠置山神社

【ペトログラフ】
ペトログラフとヒカリゴケは今回の一番の楽しみである。
ペトログラフとは古代人が岩石に刻んだ文字や文様のことであり、学術的に非常に貴重であるらしい。ピラミッド型とか形巨石型とか色々あるとのこと。なるほど実際に見てみると岩に何か削られている。しかし何の模様かも分からないし、現代人には判読不可能。説明がなければただの割れた石である。頂上の散策路には杯状穴のタイプがあった。
神社からペトログラフを過ぎて少し降りていくとヒカリゴケに会える。初めどこにあるのか見つからなかったが、はしごを登ると見つけた。見事な蛍光緑色をしている。すごい!!!感動した。
解説板を読むと、コケの原子体がレンズ状の細胞から成り立っているため、光を受けると屈折反射して光ってみえるそうである。ここでしか育たないし光らないので、持ち帰っても意味が無い。県の天然記念物に指定されており、採取禁止である。
ペトログラフ ヒカリゴケ

【展望台】
山頂から少し降りた所に展望台があり、二ツ森山、奥三界山、恵那山、南木曽岳、小秀山などが見える。御嶽山は雲がかかって裾しか見えない。
アルプス 奥三界岳方面

【望郷の森へ】
展望台からそのまま望郷の森に下りる。歩きやすいハイキングコースだ。途中で樹齢150年の桜や亀石、くぐり岩などがあり、なかなか楽しめる。
登山道 亀岩

【瞑想山小屋】
くぐり岩を過ぎると瞑想小屋とかかれた東屋と展望台がある。展望台からは見行山が良く見えた。恵那市中野方町の棚田も見事だ。
瞑想山小屋 見行山と中野方町

【望郷の森】
望郷の森に着くが、この森は広くて森のどこに降りたのか分からない。行きの階段道にはうんざりしていたので、このまま車道を下りてしまおう。「なんとかなるさ下山」はわくわくする。
望郷の森 千本桧

【林道 川向線】
ペトログラフ 車道は単調でつまらないだろうと覚悟していたが、千本桧やペトログラフが所々にあり、飽きない。1/25000地形図があれば現在地が分かるのだが、ガイド本の安直地図しか持っていないのでどこに降りるのかちょっと心配(^^;)
途中林道の分岐を何度か見ながらひたすら歩くと中野方町に降りられた。林道の名前も事前にチェックしておいたほうが良いな。

【不動の滝】
中野方町に下りて恵那白川線の通りに出た。東鉄バスが走っているが待つのが面倒なので歩く。ひたすら歩く。バス停「不動の滝」の野菜売り場でほうば寿司を食べた後、不動の滝を見る。普通の滝である。中学生がつりをしていた。道の駅には恵那市中野方町の観光パンフがあって驚いた。市の観光パンフレットはどこにでもあるが、町内の観光パンフまであるとは……。
バス停「不動の滝」 不動の滝

【笠置峡】
不動の滝をすぎてもひたすら歩く。膝が調子良ければランニングして帰るのだが、今は痛めていて走れない。笠置峡で休憩していたら軽トラのおじさんが声をかけてくれて荷台に乗せてくれた。ラッキー!実は寒くて仕方がなかったのだ。感謝感謝。 避難小屋

【総評】
・恵那市の観光スポットがぎっしり詰まっている。帰りがけに恵那峡とラジウム温泉に行けば恵那市を満喫できる。
・ヒトツバタゴの花咲く6月にまた来たい。
・登山道は整備されすぎていてつまらない。

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