<御嶽山(継子岳、魔利支天山)>

継子岳(2859m)、魔利支天山(2959m)
(チャオ御岳→継子岳→四ノ池→三ノ池避難小屋→魔利支天山→飛騨頂上→チャオ御岳)

登山日:2002年10月5日
登山口:岐阜県高根村
天候:晴れ
テーマ:百名山、紅葉、オールアウト
ガイドブック:『AG 乗鞍・御嶽・霧ガ峰』(山と渓谷社)
同行者:単独
時間記録(編集中):行き……3時間、帰り……2時間40分
(標準コースタイム:行き……4時間50分、帰り……3時間10分)
※魔利支天山を折り返し点とした
11:30 チャオ御岳センターハウス
11:50 ゴンドラ山頂駅
12:10 ゴンドラ分岐点
13:10-13:25 継子岳
13:45 四ノ池
14:05 三ノ池避難小屋
14:35 白竜小屋
14:30 魔利支天山取り付き
14:50-14:55 魔利支天山
15:05 魔利支天山取り付き
15:20 飛騨頂上
15:40 継子岳
16:35 ゴンドラ駅分岐
17:00 ゴンドラ山頂駅
17:35 チャオ御岳センターハウス
   



【三段紅葉】
趣味として登山を初めて半年が経ち、紅葉の山に行ってみる。最近は蜘蛛の巣を払ったり、笹の海を漕いでばかりいたので、スター級の御嶽山に行くことにした。低山では三段紅葉はまだ楽しめないだろうし。チャオ御岳スノーリゾートの高橋尚子展も気になっていたので、登山口はここにした。チャオ御岳のHPで紅葉情報をチェックできた。

【出遅れ】
ここ1週間多忙だったため、精神的なストレスと肉体的な疲労がずいぶん溜まっていた。0時に研究室から帰宅し、食事と風呂に入って気がつくと6時。風呂上りに裸で知らぬ間に寝てたのだった(^^;)6時50分に多治見邸を出発。R248、R41、県441経由でチャオ御岳の駐車場に着いたのは11時過ぎ。大幅に出遅れた。県441は「ハナモモ街道」と呼ばれていて、天気がよければ最高の景色だろう。しかしくねくね道が40キロ近く続くので、ガソリンと元気を十分に蓄えておかないといけない。チャオ御岳の近くでは高地トレーニング場の工事が盛んだった。

【初めてのゴンドラ】
チャオ御岳スノーリゾート チャオ御岳の駐車場からは継子岳が見える。チャオ御岳の受付脇にある登山届箱に用紙を入れた後、遅刻の埋め合わせとして、ゴンドラに乗る。帰りは歩くつもりなので1100円の片道を買う。往復では2000円と少し割安だが、貧乏学生には高すぎる……(HPの割引券を使うと往復1600円)。今日はガスがかかっていて、見えるはずの乗鞍が見えないのは残念であるが、標高差380mを15分で稼げた。ドンドラを降りるとすぐに登山道入口が見つかり、登山開始。

【登山開始】
ヤマケイAGによると、チャオ御岳スノーリゾートは平成10年にできたばかりで、ゴンドラ頂上駅からの登山道は平成12年にできたとのこと。ゴンドラ分岐までは標識やベンチが整備されており快適だ。踏み跡はしっかりしているが、たまに間違えた踏み跡があるので要注意!木の根っこや大きな石も意外とたくさんある。

【継子岳へ】
ゴンドラ分岐からは本格的な登りになる。先日の大型台風のためか地面は濡れており、黄色い葉っぱがたくさん落ちていた。結構急な勾配の個所もあるが、順調に登っていくと、展望が開けた広場にでる。ここからはチャオ御岳や乗鞍岳などが見え、絶好の休憩所だ。紅葉も見事である。ナナカマドの赤い実やふさふさになったチングルマが出迎えてくれた。
ゴンドラ分岐 登山道
絶好の休憩所 チングルマ

【森林限界】
絶好の休憩所から沢に沿って登っていくと樹木がなくなり、森林限界に達していた。明らかに植物の種が変わり面白い。上から見下ろす紅葉も見事である。
紅葉 森林限界の登山道

【継子岳】
森林限界に達してからガレた急登になり、それを乗り越えると展望台に着き、そこから頂上が望める。継子岳頂上は広場になっていて、石柱やらドームやらにぎやかだ。ドームには鐘があったのでパンチで鳴らしておく。今日の乗鞍はてっぺんしか頭を出してくれない。魔利支天山、剣ヶ峰、飛騨頂上、継母岳が見え、ご機嫌である。「発掘あるある大○典」(番組の内容はこちら)を見て早速購入してきたマヨネーズをおにぎりをつけて昼食。うーん、おいしい(^^)これなら手軽にカロリーも取れるぞ。
継子岳 チャオ御岳方面
ドーム 剣ヶ峰方面

【四ノ池】
継子岳頂上から四ノ池に向かう。入口に「登山道が不明瞭なので四ノ池へは飛騨頂上から行け」とある。驚いて地図を見直すと尾根が広いだけやん。びびらせやがって〜。ちょっと行った小ピークには小さな祠があり信仰の山だということを改めて感じさせる。ここからは継子岳頂上と四ノ池が綺麗に見えた。小ピークからは四ノ池までは確かに不明瞭であるが、視界をさえぎるものが無いので特に問題ない。四ノ池には雪が少し残っているだけであるが、小さな川ができており、ガケに向かって滝になっていた。ガイド本には「日本最高所の滝」と銘打ってあった。
継子岳と小ピーク 四ノ池

【四ノ池→三ノ池→白竜小屋】
四ノ池を過ぎてから少し登ると三ノ池が目の前に現れる。水量が豊富で綺麗である。ぐるっと時計回りをして三ノ池避難小屋に到着。ボロボロだが使えなくはないようだ。ここから白竜小屋へはちょっと登る。三ノ池がどんどん小さくなっていき、池と稜線とのコラボレーションが素敵である。白竜小屋は閉鎖されていた。ここにも鐘があったので鳴らしておく。四ノ池あたりから聞こえていたのはココの鐘の音だったのか。 三ノ池避難小屋

【魔利支天山】
魔利支天山への取り付き 白竜小屋にも魔利支天山への取り付きにも信仰の山を思わせる祠やら像やらが多い。取り付きから魔利支天山へは往復で40分くらいである。勾配は急でないのでいつのまにか魔利支天山の頂上に立っていた。展望抜群。
魔利支天山 魔利支天山からの展望

【魔利支天山→五ノ池】
魔利支天山から五ノ池小屋までは大きな岩の上を歩く。三ノ池を時計回りにぐるっと回ってきたわけだが、ここの稜線からの景色が一番綺麗だった。ガスが無ければ池のバックには北アルプスもみえただろうに、惜しい!前方には五ノ池と飛騨頂上が見える。
三ノ池 五ノ池と五ノ池小屋

【飛騨頂上→継子岳】
もう15時を過ぎている。五ノ池小屋では酒を飲んでおおはしゃぎのグループまでいるよ(^^;)こんな時間にうろうろしている日帰り登山者なんておらんだろうな。。。五ノ池小屋のすぐ上が飛騨頂上である。カレーの匂いがぷんぷんして微妙な気分。
飛騨頂上から継子岳までは快適な稜線歩きだが、途中刺さったら痛そうな石がゴロゴロしていて、おまけに上を向けてある。転ばないように気をつける。これも信仰者の修行の一つか!?
飛騨頂上 刺さりそうな石

【復路】
継子岳からは往路をたどる。どんどん暗くなっていき、17時にゴンドラ山頂駅に着いたが当然ゴンドラは動いていない。スキー場内のイーストコースを歩いて降りた。スキー場は現在工事中だった。昼間はご機嫌斜めだった乗鞍岳も頭を出してくれたし、日和田富士とも呼ばれる継子岳も見事なシルエットを見せてくれた。紅葉+夕日で真っ赤になった山に感動!疲れも吹っ飛んだ。チャオ御岳センターハウスには17時半到着。暗い……。また無茶な山行をしてしまった。
乗鞍岳 日和田富士こと継子岳

【下山後の楽しみ】
楽しみにしていた濁河(にごりご)温泉に行く。まず町内風呂に行くが16時で閉店とのこと。「入浴」と看板の立っていた近くの民宿に入るもフロントで誰も出てこない。時計を見ると18時半。ちょっとお邪魔してみると店の人は食事の仕事で大忙しのようだ。こんな時間に登山者がくるなんて思ってもいないだろう。自分もお腹空いたし、非常に残念だが、濁河温泉はまたの機会にしよう。
国道41号で飛騨ラーメンを食べて、代わりに下呂の白鷺温泉に行く。下呂ならもう何度か来ているので慣れたものである。300円でさっぱりできた(^^)

御嶽王国最高!

【総評】
・御嶽山は広い。楽しみからも無限だ。今回は北から攻めたので、次回は南から攻めよう!
・飛騨側は国道41号から登山口までの道のりが長い。
・高山植物の時期も素晴らしそうだ

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