<能郷白山>

能郷白山(1617m)
(能郷谷登山口→前山→能郷白山→祠→前山→能郷谷登山口)

登山日:2002年8月17日
登山口:岐阜県根尾村
天候:晴れ/夕立
テーマ:体力作り
ガイドブック:『関西の山あるき100選』(昭文社)
      :『AG鈴鹿・美濃』(山と渓谷社)
      :1/25000『能郷白山』『能郷』(国土地理院)
同行者:単独
時間記録:行き……2時間55分、帰り……1時間55分
(コースタイム:行き……2時間50分、帰り……2時間)
08:40 能郷谷駐車場
08:50-10:30 登山口探し
10:30 登山口
11:30 二合目
13:00 五合目
13:25 能郷白山頂上
13:35-13:45 白山の祠
13:55 五合目
15:00 二合目
15:40-15:50 登山口
16:15 駐車場
16:40-16:50 薄墨桜
17:15 谷汲温泉到着
 


【急きょ奥美濃へ】
本当は一日かけて空木岳・木曽駒ヶ岳に行く予定だったが、世界的な音楽家、喜多郎さんの無料コンサートに行けることに気がつき、奥美濃の山に行くことにした。あまり低い山は暑いて嫌なので高さのある能郷白山にする。今回は国土地理院の1/25000地図とシルバ型コンパスとに初挑戦♪

【能郷谷駐車場へ】
白山神社 多治見邸を6時20分に出発。R248→R418→R157で赤い橋を越えると登山口の案内板があり、そこに入るとすぐに白山神社が現れる。ここの電話ボックスを利用した登山届けボックスがあるので提出する。能郷白山のパンフレット(内容は根尾村のホームページと同じ)も置いてあった。能郷白山神社で毎年4月に行われる能・狂言は、国の重要無形民俗文化財にも指定れているよう。

しばらく畑を横に見ながら道を行くと熊出没注意の看板と共に荒れた林道が始まる。能郷谷の川に沿って登山口に向かうのだが、道の川側が落ちて無くなっていたり、陥没していたり、沢を横切ったり、山側から土石流があったりととにかく大変だった。四輪駆動なら心配ないのだろうがあまり大きい車だとこれまた恐いだろう。ガイドブックにはヘアピンカーブのところが駐車場とあるが、途中で道が切れていて、その手前の広場に車を停める。広さ的には7台くらい停められそうだが、放置とも考えられるビニールをかぶせた車が大きく場所を取っていて、停められるのは頑張って4台くらいだろう。先客が一台。多治見邸から駐車場まで78キロ。 荒れた林道

【登山口を間違える!】
駐車場から道に沿って歩く。すぐに登山口があるものだと思っていたがなかなかたどり着かない。途中道が分岐しているが(写真)、ガードレールが見えるので左の方へ行く。ここがヘアピンカーブかな?整備された道をどんどん登っていく。あ、野生の猿だ。警戒してこっちを見ている。カメラを取ろうとするとどこかへ行ってしまった。どんどん林道を進むと行き止まりまで行った。ダムがあるぞ。登山口の標識を探すが見当たらない。おっかしいなぁ。よくよく探してみると赤いテープが東西南北すべてにあるのだ!?しかしどの道も踏み跡が無いし、急な道ばかりで、まったくどうなっているのか分からない。困ってうろうろしていると、国土交通省の4級水準点がそこら中にあり、この辺は622mと分かる。地図を見て現在地を確認すると、地図に乗っている林道の終点は900m。明らかにおかしい。引き返し、先ほどの分岐を右に行くと正しい登山口に到着した。間違えた道はまだ地図にも乗っていない、新しい道だったらしい。
分岐:右が正解 登山口

【登ったり降りたり……】
恵那山 登山口から入るとすぐに水場。水があるのはここだけ。ここから2合目半まで急登で大変。今日は暑くて調子が出ない。水分は800mLしか持って来ていないので心配になる。

各合目には,箸△判颪れたプラカードがあるのだが、この山は六合目が頂上の変則カウントである。紛らわしいが後になって仕方が無いなと気がつく。この登山道登ったり降りたりの連続なのだった。前山があるので仕方がないとしても精神的に非常に辛い。今日は異常なほど暑くて死にそうだ。普段はコースタイムの0.6倍くらいで登るが、今日はコースタイム通り。 二合目

美濃方面 三合目からは尾根を歩くので景色が良い。登山道から美濃方面が良く見えた。根尾村の集落も良く見える。あまり人が入らないのか、藪漕ぎをやることが多い。しかし花が意外とたくさんあり、うれしくなる。晩夏〜秋に咲くというムラサキリンドウも満開。

【五合目〜頂上】
三合目を過ぎてからちょくちょく能郷白山が顔を出していたが、五合目付近で祠も良く見えて気持ちが良い。五合目は前山と能郷白山との鞍部になっていて、頂上までは25分で行ける。植物が多く。稜線なのに最後も藪漕ぎ。 ウバナギ

【能郷白山】
頂上はあっけない。笹に覆われて何も見えないのでお花に囲まれた祠へと向かう。こちらは非常に展望が良い。今日はガスっているが、天気がよければどんな山でも見られそうだ。
駐車場から頂上まで中年2人の一組としか会っていなかったが、祠では何人か休んでいる。少し話してみると、みな温見峠から来たようで、車も10数台あったらしい。時間もそんなにかからないし、現在はこちらのほうが主流のようだ。
能郷白山頂上 お花畑と白山の祠

【下山】
帰りは往路を戻る。二合目からは急登で降りにくい。最後に水場で足を洗って終了。林道を歩いていると夕立が来て走って車に戻った。林道の沢を横切るところが通れなくなるかもしれないと心配したが無事に下山できた。

【お花たち】
一部紹介。以下の他にもアキノキリンソウ、シモツケソウなどなど。
赤いツリフネ 赤いツリフネ。
ツリフネの仲間は黄色と青色も見たことあるからこれで信号完成!

ムラサキリンドウ ムラサキリンドウ
晩夏の花。ツル状で笹などに絡みつき、たくさん咲いていた。

??? ヨツバヒヨドリ。
小さい花の一つのかたまりが大きく、豪快に咲いていた。あちこちで見られた。

??? 花の名前調べ中。ある場所に何輪か咲いていた。

??? 花の名前調べ中。まだつぼみの方が多かった。

??? ツルニンジン
他の植物に絡んで上からぶら下がっている感じ。標高1300mあたりで咲いていたが、つぼみも多かった。

【下山後の楽しみ:薄墨桜】
薄墨桜 R157からすぐなので寄ると良い。立派な桜である。花が咲いていなくても一見の価値あり。

【下山後の楽しみ:谷汲温泉】
R157沿いに流れる根尾川の脇にある。能郷白山のすぐ近くにうすずみ温泉があるが学生に1000円はちと高い。谷汲温泉は500円。湯はうすい黄色で、露天では美濃の山が見える。休憩室で仮眠もできる。公式ページはこちら 谷汲温泉

【喜多郎コンサート〜長良川を奏でる〜】
喜多郎コンサート 長良川温泉旅館共同組合主催の「喜多郎コンサート〜長良川を奏でる〜」に参加。今日はこのコンサートに寄るために奥美濃の山にしたのだ。幻想的な音楽に効果的な光のパフォーマンス。フィナーレには「水に祈りて」に乗せて花火も。翌日の岐阜新聞によると土曜日に会場に行った人は3万人だったとか。喜多郎オフィシャルサイトを見ると「水に祈りて」のCDアルバムが発売されているとのこと。会場で宣伝すれば買う人もいるだろうに、そのような行動は一切無し。さすがは世界の喜多郎!

【総評】
・登山口までの林道が荒れている。場合によっては通行できない可能性も。
・能郷谷コースはアップダウンがあり、精神的に疲れる
・現在は温見峠コースが主流のようだ。
・晩夏のムラサキリンドウが見事。登山道は意外と花が多かった。
・下山後は薄墨桜の観光、うすずみ温泉、谷汲温泉などがオススメ。

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