<長者ヶ岳・天子ヶ岳>

長者ヶ岳(1336m)・天子ヶ岳(1330m)
(田貫湖→長者ヶ岳→天子ヶ岳→芝川町天子荘)

登山日:2002年8月12日
登山口:静岡県富士宮市
天候:晴れ
テーマ:山梨百名山、富士山展望
ガイドブック:『関東の山あるき100選』(昭文社)
同行者:単独
時間記録:行き……1時間55分、帰り……2時間55分(道迷い含む)
(コースタイム:行き……2時間55分、帰り……?)
11:25 JR富士宮駅
12:35 田貫湖入口バス停
12:50 田貫湖
12:55-13:30 昼食
13:40 登山口
14:00 小広場
14:10 案内板
14:40 朽ちたテーブル
14:55-15:00 長者ヶ岳頂上
15:35 天子ヶ岳
 :  轍の分岐
 :  道迷い
17:35 轍道の分岐
18:10 天子荘
18:30 上稲子落合バス停
19:00 JR稲子駅  


【田貫湖へ】
お盆で帰省したのだが、岐阜に帰るついでに寄れる山はないかと『関東の山あるき100選』で探してみた。標高が1000m以上で楽チンで公共交通機関の良い所という条件のもとで、候補に上がったのは長者ヶ岳。この山はヤフー掲示板のオフ会が行われた山で、前から知っていた。富士山が真西から見事に見えるとのこと。ああ楽しみだ。
JR高崎線で新しく出来た湘南新宿ラインに乗って一気に二宮へ。東海道線と身延線を乗り継いでJR富士宮駅に11時半到着。2時間に一本のバスがたまたま10分後にありラッキー。途中白糸の滝を通るが、すごい人だ。帰りも楽しみ。「田貫湖入口」で下車する。45分の乗車で770円。
とぼとぼ歩き田貫湖に到着。思ったより小ぶりの湖だが釣り人で賑わっている。天気がいまいちで富士山どころではない。天気が良ければ「ダイヤモンド富士」と呼ばれているほど綺麗に逆さ富士が見えるらしい。近くのレストランで昼食をとり東海自然歩道の登山口へ向かう。湖から長者ヶ岳が見えるが雲がかかっている。眺望は期待できそうにない。
田貫湖と長者・天子 東海自然歩道入口

【ガスガス】
登り始めから10分でガスガス状態に。霧でまつげや髪の毛が濡れる。地面もツルツル。泣きそう。途中休憩所があるが、展望は全くなし。案内板のある所では晴れていれば最高の景色だろうに。見事な林の道もこんな状況では楽しめない。
案内板のある休憩所 見事な林の道

【長者ヶ岳】
花は時期的にあまり咲いていなかったが、何種類か見たことがない花があった。頂上付近は下の白いかわいい花が満開だった。
頂上ではヤレヤレのポーズできめる。霧のため、かなりうんざりしてる(^^;)
花;名前は??? 長者ヶ岳

【天子ヶ岳】
山の名前は「てんし」というが今日は「あくま」だな。こりゃ。頂上は広場になっているのだが、ピークと山の看板がたくさんあってどれが本物だか分かりゃしない。霧で下山口もどこだが分からない。下山口がどこだか探すのにちょっと苦労した。
天子ヶ岳 伝説のツツジ

【謎の分岐】
分岐 天子ヶ岳からしばらく歩くと分岐点。看板があるが腐っていて何が書いてあるのか良くわからない。持っていた地図だと東へ直進だが「南下山口」とかかれた看板には「立石・白糸迂回コース」とも書いてあるようだ。ガスガスで疲れていて考える元気もない。南から一旦降りてどこかで東に迂回するのだろうと解釈し南下山口とかかれた方に行く。持っているガイド本の地図には南に行く道が乗っていないからな。

【踏み後薄し】
降りた後再び登り、気持ちのよい稜線歩きもあったが、降り出すと辺りはガスで真っ暗。踏み後はあるが途中うすい個所もあり、不安になる。赤テープも少ない。花の写真を撮って落ち着かせる。苦労して降りると轍のある道へ。一息つく。 花;名前は???
ガスで真っ暗 分岐

【道迷い】
ここで大失敗。休憩した所は実は十字の交差点になっていたのだが、今来た道と轍の道のT字路と思い込み、帰り道でない方向に歩きだしてしまったのだ。これから約1時間道迷い。ガスがすこし晴れてご機嫌だったので轍の道を走る。しかし徐々に轍がなくなり草もぼうぼうになり、道がなくなる。おかしい!赤テープが点在しているので道は間違えていないはず。天子ヶ岳から降りてきた道も踏み後が薄かったのでここも薄いのだろうと勘違いしている。昼から登っただけにどんどん暗くなっていく。完全に道迷いに気付き、戻ろうとしたが踏み跡がないので戻れない(;_;)恐いったらありゃしない。「おーい」と大声をだすも登山道でも2人しか会っていないのに、こんな所には誰もいやしない。ビバークするか迷う。
時間は17時。まだ登山道に戻れる可能性はある。尾根に出て北上する。道が切れていたので今度は南下する(コンパスを持っていなかったので方位が正しいか分からない)。すると看板発見。なになに「ここは我々の土地だからかってに入るな。王子製紙」。ガーン、案内板じゃない。赤テープは王子製紙さんのところの人用だったのか。しかしこの場所からちょっと歩くと轍のある道に合流していた。尾根を攻めていって正解だった。元の道か分からずに轍の道を歩いていくと先ほど休憩した場所に復帰。ああ、良かった。で、今度は正しい道を発見した。分かりにくいのだが、先ほどは思いっきり背を向けて休憩していたので気が付かなかったのだ。ガスが多くて集中力も切れていたのだろう。
王子製紙の看板 正しい登山道

【下山】
日没も近い。どんどん暗くなっていく。写真を撮る時間などないのだが、かなり焦っているので冷静さを取り戻すために写真を撮る。パニック状態で地図のどこにいるのか分からないし、どこかで東に向かうことなどすっかり忘れている。
花;名前は??? 鳥居

【天子荘】
クアリゾート湯舟沢 真っ暗の中(写真を撮ったが真っ暗で何も写っていなかった)、ひたすら降りると人里の雰囲気。水もつきかけていたので本当にうれしかった。休憩所がありそこのご主人に道を聞く。小生の持っていた地図には入りきらないほど南の場所にいた。「天子荘」という民宿だったので一瞬泊まってしまおうかと迷うがやはり行けるところまで行く。休憩所のご主人に迷った話をすると、過去に女性の人が「助けてくれ」と降りてきたことがあったとのこと。同じ所で間違えた可能性が高いなぁ。予定と違う所に下りたのは今回が初めて。

【滝めぐり】
天子荘からは滝が見られる遊歩道になっていて気持ちが良い。滝について詳しく はこちら。ただ、真っ暗で恐い。写真も暗くて写っていなかった。2キロほどあるくとバス停があり、運良く最終バスが残っていた。稲子駅に無事到着。貴重な経験だった。 バス停

【総評】
・富士山眺望が目的になるので天気が良くないと面白くない。
・天子ヶ岳から立石へ降りる場合は直進すること。
・天子荘に降りるコースは旧道っぽい。ネットで調べても山行記録が少ない。グーグルで調べてもここしか見るつからなかった。
・登山地図は旧道も全部載っていると勘違いしていた。注意せねば。

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