<金糞岳(かなくそだけ)>

金糞岳(1317m)・白倉岳(1271m)・奥山(1057m)
(高山キャンプ場−中津尾根コース−金糞岳−白倉岳−花房尾コース−高山キャンプ場)

登山日:2002年5月3日
登山口:滋賀県浅井町
天候:晴れ
テーマ:ピークハント、体力作り、滋賀県第二の標高
ガイドブック:『アルペンガイド22 鈴鹿・美濃』(山と渓谷社)
       『関西の山あるき100選』(昭文社)
同行者:単独
時間記録:登り…… 時間 分、下り…… 時間 分(メモ捜索中)
09:15 高山キャンプ場脇駐車場
09:20 登山口
09:50 追分
10:50 連状ノ頭
11:10 小朝ノ頭
11:50 金糞岳
12:00-12:30 昼食
12:50 白倉岳
13:10 八草峠分岐
13:30 五ロウ頭
14:10 奥山
14:30 竜谷平
15:45 高山キャンプ場
15:50 キャンプ場脇駐車場
 


【滋賀県第二の標高へ】
昨年の夏に伊吹山に行ったが当時は全然山の名前が分からなかった。本日は伊吹から良く見えていたはず(よく覚えていない)の金糞岳に挑戦。GW初日でもあり、静かな山に行きたいということで、ガイドブックでも体力★★★のタフなコースに挑戦。6時半に多治見を出発する。高山キャンプ場(二股キャンプ場)は利用者以外は駐車禁止になっていたので側の川の脇の駐車場に車を止める。今日は出遅れた。 キャンプ場脇駐車場

【登山口〜追分】
登山口 高山キャンプ場入り口に登山届けBOXがあったので、あらかじめ用意してあった計画書を入れておく。専用の青色の紙があったようだが、1枚もなくなっていた。やはり単独の時は登山届はきちんと出したい。
しばらく車が1台だけ通れるような林道が続く。今日は出遅れて急いでいるため軽くジョギングする。下はじめじめしていて走りにくいが道幅はあるので楽勝だ。コースタイムの半分もかからず白谷(深谷)コースとの分岐にでる。登山口の説明でもあったが、白谷コースは何度も沢を越える中・上級向きとのこと。予定通り中津尾根コースで行く。

登山口からずっと小川にそって歩くのだが、水がとっても綺麗である。透明に透き通っている。飲んでも大丈夫なのだろうが、まだ山の水には少し抵抗がある。飲んで腹をこわしたらどうしようって感じで。追分のところが唯一の水場である。またここまでは車で入ってこられるようだ。しかし対向車が来たらすれ違いは無理なのでお勧めしない。 唯一の水場

【追分〜連状ノ頭】
追分の水場を過ぎると登山道は今までと一変して急なのぼりになる。しかも背丈ほどのササとツツジが道をふさいでいて歩きにくい。半袖なので腕に枝が当たって痛いし、落ちている木の枝も足にささる。非常に歩きにくい。追分までガンガンに飛ばしてきたのでこれにはこたえた。無心に登っていると、鳥越林道と呼ばれる舗装道路にぶつかったのでそこで休憩。ここからでも車を止めて登れるようだ。腹ごしらえをした後、すぐにまた山道に入る。ここからは道が少し広くなるが一度思い切り頭を木にぶつけた。このコース、油断できぬ(^^;)。もう一度歩道道路を横切ると、この辺りから花がちらほら出てくる。ヤマケイのガイドでは「コウモリの頭」と呼ばれる所があるが見落とした。プロムナード気分の階段を上がると連状ノ頭に到着。ササばかりで景色は無いが、白い花が咲いている。コブシかな?
登山道 連状ノ頭


【小朝ノ頭】
ササこぎを繰り返すと小朝ノ頭に到着。ここからの展望は余り無いが、すこし行った所から金糞岳がはじめて顔を出す。まだ少しだけ所々に雪が残っている。
花 金糞岳

【小朝ノ頭〜金糞岳】
小朝ノ頭で標高1100mくらい。ここまで来るとカタクリやらの花がにぎやかである。しかしササがやはりメインである。ジグザグの急登を終えると金糞岳に到着。頂上は広場になっていて何人か休んでいる。GW初日だというのに静かな山だ。もっとも静かな所を狙ったのだが。滋賀県方面の展望は無いが、岐阜、美濃方面の展望は良い。冠山がはっきり見えた。ここで昼食。
展望 金糞岳頂上

【金糞岳〜白倉岳】
シャクナゲ タムシバ
金糞岳から白倉岳への道は稜線で左手はずっと谷である。谷の下に見えるのは白谷コースであろう。しかし道はしっかりしているので落ちることは無い。金糞岳では見えなかった滋賀県側の展望はこの稜線に出ればはっきりと見ることが出来る。タムシバやシャクナゲもにぎやかだ。シャクナゲにはまだ早かったが。白倉岳では伊吹がよく見えた。また今行ってきた金糞も良く見える。金糞まで行ったらぜひ白倉まで行くことをお勧めする。
白倉岳 伊吹山

【白倉岳〜五ロウ頭〜奥山】
白倉からは引き返さずに花房尾コースと呼ばれる奥山方面へ行く。ガイドブック等は何も載っていないが、WEB上の他の方の登山日記によると赤テープがたくさんあって分かりやすいとのことだったので心配は全く無い。迷ったら戻ればよい。そのために行きはガイドの道で来たのだ。白倉からはずっと同じような稜線歩きである。今日は風が強いので飛ばされそうだ。左手にはずっと谷が続いており少しだけ恐い。やがてキャンプ場と八草峠とキャンプ場と白倉岳との分岐にでた。ガイドは無いが、矢印どおりに進む。
登山道 分岐からの道はとにかく歩きにくい。ササはもちろん、木が真横に生えているのでまっすぐに歩けない。虫もやたらと多く、じっとしていたらすぐに集まってくる。目、耳、口、あらゆる穴の中に虫と植物が入り込んでくる。うっとうしいことこの上なし。ストレスがたまった。途中「五ロウ頭」なる場所があった。

五ロウ頭 奥山

【奥山〜竜谷頭〜高山キャンプ場】
奥山から先も左手に谷をみながら、赤テープのたくさんついた歩きにくい道を歩く。途中一度だけ道を間違えたが、途中で気が付き戻れた。基本的に谷に沿っていけば迷わない。稜線が終わり、本格的な下りに入ると視界が無くなり、トカゲやら蛇やら蜘蛛やら毛虫やらと一緒にひたすら歩く。大分下ったと思われる所に竜谷平と竜谷頭があり、一休憩。ここからもう少し行った所では右手に視界が開け、他の山々が見渡せた。
竜谷頭からさらに下ると急に赤テープがなくなり不安になる。道なりに歩くが赤テープが全く無くなってしまい本当に心細い。しかしどうすることもできずひたすら歩くと彦根電力の鉄塔みたいなものが登場した。今までの道は電力会社の作業用の道だったのかなぁとがっかりするが、遠くで子供の声がする。キャンプ場が近い。これなら何とか帰れる!!!安心して10分くらい休んだ後、赤テープとキャンプ場への道を見つけ無事に帰還。道は間違えてなかったらしい。キャンプ場はGWということで賑わっていた。
登山口の登山者ポストに下山届を出し、近くにあった天然の水道で顔を洗いさっぱりできた。なかなかタフなコースだった。
高山キャンプ場

【三島池】
伊吹山と三島池 帰りに伊吹山の近くにあるグリーンパーク山東にある三島池から伊吹山を撮影した。きれいに晴れた日なら水面に伊吹が映ってすばらしい景観になる。「逆さ伊吹」は、快晴で山頂に雲がかかっていない、風が静まり、水面に波紋をつくらない、という条件がそろわないと見られないそうだ。本日は無理。


【総評】
・花房尾コースについては浅井町に問い合わせればいろいろ教えてもらえるらしい。
・タフでしかも歩きにくいコースだった。
・標高の低い所は虫が多くて嫌になった
・白谷コースは何度も沢を越えるらしく、初心者はやめたほうがよいらしい。

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